N-TRANSFER + S-Frame + FileJetで写真や動画を簡単/安全に届ける


4/27にAMN主催の「動画と写真でつながろう!」デジタルライフを考えるブロガーミーティングに参加してきました。
NTT西日本のクラウド対応デバイスサーバーN-TRANSFERとソニーのデジタルフォトフレームS-Frame、ジグノシステムジャパンのオンラインストレージサービスFileJetの紹介とそれらを組み合わせた使い方の実演、ネタフルのコグレマサトさんの体験談などがありました。



NTT西日本(NTT東日本でも販売)のクラウド対応デバイスサーバーN-TRANSFERは、パソコンスキルがなくても簡単にクラウドサービスを使えることを実現するために開発された小さなLinux搭載デバイスで次の3つの機能があるそうです。
1. USB機器のデータをパソコンを使わずにクラウドサービスにアップロード/ダウンロードできるCLOUD-TRANSFER
パソコンを使わず、デジカメの写真を実家の親の家のデジタルフォトフレームに転送するというようなことが実現できるそうです。
2. 2台のN-TRANSFERの間でUSBメモリなどのデータをネット経由で送受信できるDATA-TRANSFER
パソコンを使わず、簡単にデータ転送をすることができるそうです。
3. USB機器1台をLANを介して複数のパソコンで利用できるUSB-TRANSFER
USBプリンタやUSBハードディスクなどをネットワーク対応のプリンタやNASのように使うことができるそうです。


今回はCLOUD-TRANSFERで、上の図のようにクラウドサービスFileJetとデジタルフォトフレームS-Frameと連携し、遠隔地のS-Frameに写真や動画を簡単に転送するという使い方についてのお話でした。
デジタルフォトフレームで表示するのは家族の写真などが多いのですが、写真を入れて親などに贈っても、同じ写真ばかりなのですぐに飽きられてみられなくなってしまう。簡単に安心安全に遠隔地のデジタルフォトフレームに家族の写真や動画を共有する仕組みを目指して連携したそうです。携帯会社が出しているデジタルフォトフレームでも同様のことを実現しているサービスもあるのですが、月額料金がかかったりするので、インターネット回線を利用して追加料金無しに実現するのが違いだとか。

写真を撮影して、USBのSDカードリーダーなどにSDカードを入れてN-TRANSFERのUSBポートに差し込めば、自動的にFileJetにアップロードされます。
デジカメと直接USB接続したりでもOK。重複転送しない/するは設定で選べるらしいです。
ちなみにUSBポートが2つあるように見えるのですが、1つははじめからUSBメモリが刺さっていて内蔵メモリのように使っており、残りの1つしか使うことができません。

アップロードされたことはメールで通知されます。

FileJetは5GBまで無料で、315円/月で無制限(10GB/月の転送制限あり)らしいです。
共有フォルダ毎に送り先を指定でき、多くの外部連携サービスに写真を投稿することもできるし、N-TRANSFER経由でデジタルフォトフレームに写真を送ることもできるそうです。7日間で自動削除するという設定も可能でセキュア。1対多の転送も可能とか。
新機能として共有フォルダ毎にメールアドレスを発行して、そのメールアドレスにメールを送ることでアップロードする機能もあるそうです。

S-Frameはクリアフォト液晶で写真をとても綺麗に表示でき、一部機種ではHD動画の再生も可能になっているそうです。USBメモリをさすだけで本体にコピーされて自動再生されるなど操作が簡単になっているそうです。
N-TRANSFERに接続してスライドモードにしておくと、FileJetから送られてきた写真や動画が自動的に追加されて再生されるようになります。
SDカードを接続してから、S-Frame上で表示されるまで5分くらいかかるそうです。
FileJetの共有フォルダと同期している訳ではなく、送られてきたものを保存するような動きになっているため、共有フォルダ側で削除しても写真は消えません。なので7日間で自動削除という設定をすればクラウド上の容量を必要としないのですが、デジタルフォトフレームに送った写真を遠隔から削除するということはできないそうです。

N-TRANSFERとのくくり付けや転送の設定等は携帯電話やスマートフォンでできるそうです。

有線LANのみ対応。背面にはQRコードがあり、これで携帯から簡単に設定できるのだとか。
NTT西日本の方が各テーブル一人ずつ付いて、様々な質問に丁寧に答えて頂きました。西日本からこのために来たそうです。

ネタフルのコグレさんによる体験レビューでは、
公式サイトの動画を見ると設定が分かりやすい
飲食店で食べた美味しい料理の写真を仕事場のフォトフレームに転送し、仕事中に食べ物の写真をみて励みにしてたのだとか。
確かに美味しそうな写真が一杯でしたw

エヌトラと呼ぼうという提案もされてました。
プレゼン、体験のあとは、使い方のアイデア出しも。
そして、モニター用にこのN-TRANSFERを頂くことになりました。また、ソニーよりS-FrameとCyberShotの貸し出しもあるそうです。実際に使ってみてレビューしたいと思います。
コグレマサトさん、NTT西日本、ソニー、ジグノシステムジャパン、AMN、ブロガーの皆様ありがとうございました。
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saya: