先日のJVC Everio GS-TD1のモノフェローズイベントの続きです。
プレゼンのあとはGS-TD1を使ってのモデルさんや車などの3D撮影体験を行いました。
まずは撮影したビデオから。といっても3D映像なので、ちょっと見せ方が難しいですが・・・
MPEG4 MVCで撮影/編集した映像を付属ソフトでAVCHDサイドバイサイドに変換してYouTubeにアップしたもの。3Dメニューでメガネなしを選んで、上の白い○が重なるように見れば3D環境がなくても見れるかも。(変換しているため横解像度が半分になっています。また残像感も変換のためっぽい)
MPEG4 MVCで撮影/編集した映像をそのままYouTubeにアップしたもの。左映像のみが表示されています。(実際は両目ともこのフルハイビジョン画質で録画されています)
モデルはニコニコ動画で活躍のNICOLE(馬琴さん、ぐり子さん)、ミンカ・リーさんとWillViiのはちさん
BGMはNHKクリエリティブライブラリーより「夏休みの空」
撮影したダンスシーンについては後日掲載予定です。
3D映像は被写体の前後にモノがあったほうが奥行き感が感じられますが、そんなに意識しなくても3Dテレビで見るとかなりのリアリティです。
ズームをしても3Dが見づらくなったりしないのが良いですね。ただたまにフォーカスが合うのが遅くボケる時がありました。あと、光学的に難しいとは思いますが、もう少し望遠/広角が可能だと良かったのですが。
次は3D写真。これも見せ方が難しいですが・・
MPOファイルを左右の写真に分解したもの
MPOファイルをStart 3Dというサイトでぴくぴく表示したもの
コンデジ並みの結構綺麗な3D写真が撮れていると思います。
GS-TD1は64GBもの内蔵メモリを搭載しているので、ガンガン撮影可能です(バッテリーの方が保たない)。内蔵メモリのファイルはミニUSBケーブルを接続してパソコンで見るを選べば外付けストレージとして参照可能になります。SDカードにコピーして参照することも可能です。(ミニUSBケーブル、SDカードは添付されていません)
付属ソフトはWindows専用で、MPEG4 MVCに対応したMacソフトは無さげだったので、VMWare Fusion上のXPに付属ソフトをインストールして使ってみました。正確に言うと3D映像の編集はできなそうということで、iMovie’11でもMPEG4 MVCを読み込み左映像だけの2D映像として編集することは可能です。
残念ながらVM上のXPではMPEG4 MVCの再生は重くてほとんど無理でした。
でもGS-TD1ではトリミング機能というのがあり、動画を再生しながらA点(始点),B点(終点)を指定してその間の部分だけ新規動画として保存することができます。これで使いたい部分だけ切り取っていきます。
ただいちいちメニューで機能を指定して、ファイルを一から選んでということを繰り返さないといけないので、もう少し次々とトリミングできるようなインタフェースだったらより良かったのですが。iVISのビデオスナップ機能のように。
切り取った映像を並べて、BGMを付けてというくらいなら可能でした。
編集した動画は本体やSDカードに書き戻すことも可能です。
付属のHDMIケーブルを使ってGS-TD1と3D TV(LG CINEMA 3D)を接続して見てみたらとても綺麗に見えました。個人でこれだけ簡単に臨場感のある3D映像が作れるというのはとても面白いですね。
MPEG4 MVCからAVCHDサイドバイサイドへの変換は動画共有でできます。設定で1920×1080、3D映像をサイドバイサイド方式で変換するを選んで、書き出すとWMVファイルができます。YouTubeロゴのところから直接アップロードもできます。
こんな風にしてアップロードしたものが最初の3D動画です。
ただし付属ソフトを最新にアップデートしないと変換ができないようなので、注意。
あと気になったのが、動画の変換に失敗しましたというエラーが良く出る点。何度かソフトを立ち上げ直せば治ったりするのですが、何が原因で失敗しているのかさっぱり分からなかったです。Mac上のVMで動かしているためかもしれませんが。
もう一つ、撮影時ですが、レンズカバーを手動のレバーで開ける必要がある点。これを開け忘れて撮影タイミングを逃すということがありました。ここは自動で開閉して欲しかった。
GS-TD1をお借りすることができたので、色々撮影して楽しんでみたいと思います。
馬琴さん、ぐり子さん、ミンカ・リーさん、Victor、WillVii、モノフェローズの皆様、ありがとうございました。
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