Adobe Photoshop CS6のパブリックベータ版(Mac版)を1ヶ月くらい試用してきました(5/31までダウンロード試用可能です)。
Photoshop CS3 Extended(Mac版)をずっと使ってきてそれで十分だと更新していなかったのですが、CS6はすべての動作が少しずつ速く動作してストレスが少なくなっている印象で好感触です。
写真を編集する感覚でビデオ編集までできるのが面白いですね。動画をレイヤ風に重ね合わせたり、色調補正やフィルタをかけられたり。トランジションやタイトルなんかも簡単です。AVCHDのファイルもそのまま扱うことができました。動画の編集や書き出しも比較的軽い印象です。
あとは、動画を簡単にクロマキー合成する方法があればもっと面白いと思いました(あるのかも知れませんが)。動画編集は本来はPremiere Proの領域だとは分かっていますがw
マジック消しゴムツールで背景削除して1フレーム進むというアクションを登録し、それを10回繰り返す、さらにそれを10回、さらにそれを10回という感じで1000回実行するアクションを作ったりして力技で合成したりしましたw
CS5から追加された「コンテンツに応じた」修正ってのも強化され結構便利。あまりものを移動させたり消したりする必要はないかなと思っていましたが、本当に要らないものを消すのに重宝します。
上の写真でシミのように写っているのはセンサ上のゴミかと思いますが、こういうのもコンテンツに応じたスポット修正ツールで消しゴムで消すように簡単に修正できます。
シミを消して色調補正したもの。梅とスカイツリーがロケットのよう。
三脚を使って撮影した上記の写真を使って、HDR合成してみました。
そのまま合成すると動いている人の部分が変になるので、人の部分をコンテンツに応じて消去して、自動処理>HDR Proに統合でHDR合成。後で人の部分を合成しました。
ぼかしメニューでチルトシフトなんかも簡単にできるようになりました。
その他の新機能は下記動画で紹介されています。
でもやはり一番気に入ったのはサクサク動作するところ。更新すべきかな。
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