日生劇場「屋根の上のヴァイオリン弾き」の舞台通し稽古を見学しました


3/4にAMNの紹介で東宝演劇部主催の『屋根の上のヴァイオリン弾き』舞台通し稽古見学会に参加しました。3/5から3/29まで日生劇場で公演されているミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の公演前日の舞台通し稽古を舞台に近いとても良い席で鑑賞することができました。



ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き(Fiddler on the Roof)」は、1964年米国ブロードウェイで初演され、7年9ヵ月3242回のロングラン公演となった作品。
日本では1967年初演され、主人公のテヴィエ役は森繁久彌、西田敏行、市村正親などが務め、上演回数は1300回を超えているそう。
私も題名だけは知っていましたが、観たことはありませんでした。

ミュージカルというと、いきなり歌になったりで違和感を感じたり、日本語以外の作品は難しかったりで敬遠される方もいるかと思いますが、この作品は日本語で非常に分かりやすく、ふんだんにちりばめられたユーモアや歌への導入も自然で、子供でも楽しめる作品になっていると感じました。

しかも、大人が歴史や自分の子供に重ねて鑑賞するとさらに様々に感じるところがあり、親子で楽しめる作品になっていると思います。だからこれだけのロングランになっているのですね。

1905年の帝政ロシアのアナテフカという小さな村が舞台。ユダヤ人の主人公テヴィエは酪農業を営み、5人の娘と頭が上がらない妻に囲まれ貧しいけど幸せな生活を送っていた。小さな村で幸せに暮らし、ロシア人とも共存していくためには、自分たちが大切にしてきたしきたりを守る事が重要だと考えていた。

しかし、長女の縁談から始まるいくつかの出来事の中で、娘の幸せを願ってしきたりと娘の気持ちの間で揺れ動き・・・
あまりハッピーエンドではありませんが、逆境下でのユダヤ人の不屈の精神と、親子の情愛を感じることができました。

俳優の皆さんの演技や歌がとてもすばらしく、感情が伝わってきます。
俳優さんの演技を生で観るのはやっぱり良いですね。演奏も生なのでまた迫力がある。
今回は至近距離だったので、飛び散るつばが見えるほど良く見えましたが、舞台上で沢山の方が自然な演技をされているので、どこを観るべきか迷う感じでした。2階席などから俯瞰してみるのも面白そうですね。神様に語りかけるシーンはだいたい同じ方向を観ていたので、その先から神様視点で観るとか。

屋根の上のヴァイオリン弾き」は特に私のように娘を持つ父親に観て感じて頂きたい作品です。
貴重な経験をありがとうございました。

saya: