FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/170),f/1.8,ISO250,0 EV,
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初日に訪れたCP+2014では、タイトルにあるような話題の新商品に触れることができましたので、一挙にレポートしたいと思います。去年などと比べて人が少なめだったので、あまり並ばずに色々試せることができたのは良かったです。
まずはSIGMAブースへ。先日発表されたdp2 Quattroの試作機に触れることができました。
FUJIFILM XQ1,0.004 sec (1/240),f/1.8,ISO250,0 EV,
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実際触ってみるとこの形状は思ったより横長で片手でグリップを持ってさっと撮影というのには向いておらず、しっかり両手で持って撮影する必要がありますね。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/180),f/1.8,ISO250,0 EV,
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操作は今までのDP2 Merrillよりサクサク動くよう改良されている感じがしました。まだまだ試作機なので色々変わるかもしれませんが。電子水準器なんかも付いていました。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/180),f/1.8,ISO250,0 EV,
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新しいFoveonイメージセンサーの写りも気になりますね。早く見てみたいです。
FUJIFILM XQ1,0.025 sec (1/40),f/4.2,ISO250,0 EV,
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新しいバッテリーの容量等、スペック的なことはまだ公開できないとのことでしたが、バッテリーの大きさはやはり大きくなっている模様。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.008 sec (1/125),f/5.0,ISO1600,+1/3 EV,
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オプションとして、光学ビューファインダーとケース、レンズフードなどが予定されているそう。ちょっと特殊な形状なので、どう持ち運ぶべきなのかは気になるところ。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.004 sec (1/250),f/5.6,ISO1800,+1/3 EV,
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NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.006 sec (1/160),f/5.3,ISO2500,+1/3 EV,
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dp1 Quattroとdp3 Quattroはモックのみ展示されていました。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.02 sec (1/50),f/4.2,ISO500,+2/3 EV,
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Artラインにリニューアルされた大口径単焦点レンズ50mm F1.4 DG HSMも展示されていました。
FUJIFILM XQ1,0.005 sec (1/200),f/1.8,ISO100,0 EV,
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次は富士フィルムブース。新商品のFUJIFILM X-T1を触ることができました。
FUJIFILM XQ1,0.004 sec (1/280),f/1.8,ISO100,0 EV,
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各設定がダイアルで直接変更可能なのは今までのXシリーズと同じですが、光軸上にファインダーがあり、一眼風のデザインになっているのが特長です。
FUJIFILM XQ1,0.01 sec (1/100),f/1.8,ISO100,0 EV,
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ISO感度とシャッタースピードのダイヤルは2段重ねになっていて、それぞれドライブモード、測光モードの切り替えが行えるとかいうのはそこまでするかという感じw
センサーや画像処理エンジンは今までとあまり変わっていないそう。(多少改善されているみたいですが)
Wi-Fiでのリモート撮影も可能になったそうです。
防塵・防滴・耐低温-10℃というのも良さげ。
FUJIFILM XQ1,0.017 sec (1/60),f/1.8,ISO250,0 EV,
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この電子ビューファインダー(EVF)がすごい。0.005秒の短い表示タイムラグで今までのEVFのように表示するまでの遅延をあまり感じません。さらに236万ドットの有機ELで、表示倍率0.77倍(世界最大)というのもすごいです。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.017 sec (1/60),f/4.2,ISO1000,+2/3 EV,
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開発者曰く、0.005秒の遅延というのは1画面分データが揃ってから転送するのでなく、データを直結して順次表示するようなことをして実現したそう。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.008 sec (1/125),f/5.0,ISO2500,+2/3 EV,
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さらに暗い所でもフレームレートが落ちにくいようにすることで、表示遅延をなるべく少なくするような改善も行っているそう。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.017 sec (1/60),f/5.0,ISO2500,+2/3 EV,
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さらに0.77倍という広い表示域を活用するためUIも変更しているそう。
情報表示をライブビューイメージに重ねないようにしたり、縦位置での表示を縦向けに合わせたり、フォーカスピーキングやデジタルスプリットイメージの表示をライブビューと同時に2画面で表示するなど、大画面EVFならではの表示をできるようにしたとか。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.017 sec (1/60),f/5.3,ISO2500,+2/3 EV,
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さらにEVF用のアイコンイメージなども見直し、視認性が良く邪魔にならないアイコンにしているそう。
FUJIFILM XQ1,0.005 sec (1/200),f/1.8,ISO100,0 EV,
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3/15発売予定のXF10-24mmF4 R OISも試させていただきました。
APS-C用の10mmという超広角レンズなのにも関わらず、かなりコンパクトなレンズになっています。
FUJIFILM XQ1,0.02 sec (1/50),f/2.1,ISO100,0 EV,
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これだけコンパクトに出来たのは短いフランジバックのおかげでレンズの設計の自由度が高まったからだとか。
FUJIFILM XQ1,0.009 sec (1/110),f/1.8,ISO100,0 EV,
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ストロボは内蔵されていませんが、オプションのとてもコンパクトな外部ストロボを接続することが出来ます。バウンスはできないのかな。
FUJIFILM XQ1,0.013 sec (1/80),f/1.8,ISO100,0 EV,
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さらに2/22発売予定のXF56mmF1.2 Rも使わせて頂きました。
FUJIFILM XQ1,0.013 sec (1/80),f/2.1,ISO100,0 EV,
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換算85mmでF1.2の単焦点レンズはなかなか良さげです。ポートレイト等に良さそうですね。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.013 sec (1/80),f/4.8,ISO2500,+2/3 EV,
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富士フィルムブースで展示されていたスマホdeチェキ intax SHARE SP-1。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.025 sec (1/40),f/4.0,ISO160,+2/3 EV,
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スマホで撮影したりSNSの写真をインスタントカメラのようにプリントするデバイスです。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.017 sec (1/60),f/4.2,ISO200,+2/3 EV,
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試しにプリントした写真はそのままインスタントカメラのようで、時間や場所、気温・湿度などの情報も入っていました。好きな文字を入れたり、複数枚プリントしたりもできるそうです。
FUJIFILM XQ1,0.005 sec (1/220),f/1.8,ISO250,0 EV,
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OLYMPUSブースでは、OM-D E-M10を使ってみることが出来ました。
定評あるOM-Dシリーズの新商品で、小型軽量化されているのと新しいEVFを搭載しているのが特長です。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/170),f/1.8,ISO250,0 EV,
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EVFは約144万ドット、ファインダー倍率0.57倍、表示タイムラグ0.007秒と、X-T1には及ばないももの高精細・低遅延なEVFになっています。これも良いですね。
次買うとしたら、GM1を考えていたのですが、E-M10とかも気になってきました。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/160),f/1.8,ISO250,0 EV,
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液晶は3.0型可動式で静電容量方式タッチパネル対応。
FUJIFILM XQ1,0.005 sec (1/210),f/1.8,ISO250,0 EV,
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キットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」はパンケーキズームレンズで、とてもコンパクトになるのですが、ズームが電動のみなのがちょっと使いにくい感じでした。
OLYMPUS IMAGING CORP. E-M10,OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ,0.01 sec (1/100),f/5.6,ISO1000,0 EV,
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E-M10で撮影してみた写真。
アートフィルターブラケットで撮影してみました。
FUJIFILM XQ1,0.005 sec (1/220),f/1.8,ISO250,0 EV,
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E-M1やE-M5なんかも使ってみることができました。やはりこちらも良いですね。
FUJIFILM XQ1,0.001 sec (1/900),f/1.8,ISO250,0 EV,
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そしてOLYMPUSで面白かったのがSTYLUS SP-100EE。光学50倍のズームカメラです。
FUJIFILM XQ1,0.002 sec (1/550),f/1.8,ISO250,0 EV,
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35mm換算24mm〜1200mmのレンズはこれだけ伸びます。超解像ズームと組み合わせると、最大で100倍の2400mm相当だとか。スーパーマクロモードでは被写体に1cmまで寄って撮ることも可能。
FUJIFILM XQ1,0.003 sec (1/350),f/1.8,ISO250,0 EV,
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1200mmなどにすると、どこにズームしているのか分かりにくくなるのですが、それを分かりやすくするためにドットサイト式照準器を搭載しています。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/180),f/1.8,ISO250,0 EV,
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FUJIFILM XQ1,0.017 sec (1/60),f/1.8,ISO250,0 EV,
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ストロボの下に仕込まれたハーフミラーに赤い点が表示され、どこを表示しているのか分かりやすくなります。なかなか面白い機構ですね。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/160),f/1.8,ISO250,0 EV,
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CANONブースでは、PowerShot G1X MarkIIを試しました。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/180),f/1.8,ISO250,0 EV,
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レンズはF値2.0-3.9と明るくなっており、5cm(ワイド端)〜40cm(テレ端)まで被写体に寄れるようになりました。
FUJIFILM XQ1,0.009 sec (1/110),f/1.8,ISO250,0 EV,
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3.0型TFT液晶は可動式でタッチパネル。
FUJIFILM XQ1,0.002 sec (1/480),f/2.2,ISO250,0 EV,
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オプションもいろいろ用意。
FUJIFILM XQ1,0.01 sec (1/100),f/2.2,ISO250,0 EV,
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EVFを付けることも可能。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.013 sec (1/80),f/4.8,ISO450,+2/3 EV,
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PowerShot N100はPowerShot Nと比較すると、一般的なデジカメの形をしていますが、
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.01 sec (1/100),f/4.8,ISO720,+2/3 EV,
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背面液晶上部にもカメラ(ストーリーカメラ)が付いており、被写体と同時に撮影者の写真が撮影できます。撮りためた静止画やダイジェスト動画から、カメラが自動で大切なものを選んで、ストーリー性のある動画を編集するストーリーハイライトと機能なんてのも。
FUJIFILM XQ1,0.067 sec (1/15),f/2.2,ISO250,0 EV,
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PanasonicブースではLUMIX DMC-GH4が。
FUJIFILM XQ1,0.1 sec (1/10),f/2.2,ISO250,0 EV,
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モードダイヤルのロックは押しながら回すのではなく、ロック/アンロック切替ボタン。
FUJIFILM XQ1,0.05 sec (1/20),f/2.2,ISO250,0 EV,
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GH4と言えば、4K動画が撮影可能。撮影時間等に制限はなく、バッテリーやメモリの続く限り撮影できるそう。
FUJIFILM XQ1,0.059 sec (1/17),f/2.2,ISO250,0 EV,
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4Kテレビで撮影した4K映像を観てみたいな。
FUJIFILM XQ1,0.01 sec (1/100),f/2.2,ISO250,0 EV,
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FUJIFILM XQ1,0.04 sec (1/25),f/2.2,ISO250,0 EV,
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LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.も試すことができました。
FUJIFILM XQ1,0.025 sec (1/40),f/2.2,ISO250,0 EV,
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ポートレイトを撮影するととても良い感じです。
FUJIFILM XQ1,0.003 sec (1/300),f/2.2,ISO250,0 EV,
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SONYブースではα6000を。
FUJIFILM XQ1,0.006 sec (1/170),f/2.5,ISO250,0 EV,
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NEXとの違いがあまり良く分かりませんでしたが、普通に使いやすい感じです。
FUJIFILM XQ1,0.04 sec (1/25),f/3.2,ISO250,0 EV,
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CASIOブースではEX-100をアピールしていました。
FUJIFILM XQ1,0.018 sec (1/55),f/3.2,ISO250,0 EV,
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FUJIFILM XQ1,0.025 sec (1/40),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
レンズは全域でF2.8の28-300mmレンズ。
FUJIFILM XQ1,0.017 sec (1/60),f/3.2,ISO250,0 EV,
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2軸ブラケティング機能では、1〜2種類の撮影パラメータの組み合わせを自動で適用します。オートのプリセットも用意されていますが、
FUJIFILM XQ1,0.02 sec (1/50),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
自分で振り幅等カスタマイズすることも可能。
FUJIFILM XQ1,0.02 sec (1/50),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
撮影すると2軸の場合、設定値を変化させながら9枚連写されます。
FUJIFILM XQ1,0.017 sec (1/60),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
やはり慣れるまでは何のパラメータを弄ったらどのような写真に変化が生まれるかというのは分かりにくいので、こういう機能で色々試して、各パラメータがどう写真に影響するのか確認したり、面白い表現との偶然の出会いを求めたりに良いですね。
FUJIFILM XQ1,0.025 sec (1/40),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
可動式液晶は正面に向けることも可能なので、自分撮りも可能。
FUJIFILM XQ1,0.077 sec (1/13),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
可動液晶の裏には簡易的な3脚も付いています。
FUJIFILM XQ1,0.022 sec (1/45),f/3.2,ISO250,0 EV,
[original]
前面にもシャッターボタンが付いていて、このようなスタイルで持ちシャッターを切ることが可能。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.008 sec (1/125),f/5.0,ISO800,+2/3 EV,
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RICOHブースでは防水タフカメラWG-4。写真ではレンズのまわりに配置されたLEDが光っています。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.008 sec (1/125),f/5.0,ISO1100,+2/3 EV,
[original]
水深14mで連続2時間の水中使用に耐える防水性能、2mからの耐落下衝撃性能、−10℃でも動作が可能な耐寒構造、100Kgfまでの重さに耐える耐荷重構造など過酷な環境でも使用できます。WG-4にはGPSを搭載したモデルもあります。
4月に石垣島でダイビングの予定があるので何か防水タフカメラが欲しいのですが、これが良いかな?
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.017 sec (1/60),f/5.0,ISO2500,+2/3 EV,
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10m防水、耐衝撃1.5mのWG-20も。
FUJIFILM XQ1,0.01 sec (1/105),f/3.2,ISO250,0 EV,
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PENTAX 645D 2014(仮称)の展示も。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.006 sec (1/160),f/5.3,ISO2500,+2/3 EV,
[original]
まだまだ言えないことが多そうでしたが。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.013 sec (1/80),f/4.8,ISO2500,+2/3 EV,
[original]
TAMRONブースでは、16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACROを展示。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.025 sec (1/40),f/4.0,ISO400,+2/3 EV,
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18.8倍の高倍率ズームながらそれほど重くはありませんでした。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.02 sec (1/50),f/4.2,ISO1600,+2/3 EV,
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その他、様々な面白いものが展示されていました。
NIKON CORPORATION NIKON D7100,18.0-200.0 mm f/3.5-5.6,0.033 sec (1/30),f/3.5,ISO250,+2/3 EV,
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御苗場も別会場でかなり気合いの入ったものになっていました。モノフェローズや写真教室の知り合いの展示もあり、とても刺激を受けました。写真はモノフェローズのしょういちさんの展示。
本会場の企業ブース内の写真展示にも知り合いの写真が使われていたりもしました。改めて、すごい人たちなんだなと思いました。
各ブースでのセミナーなんかも面白い話が多く、いろいろ聞かせていただきました。
コンパニオンさんの写真はこちら。
CP+2014は2/16(日)まで開催されています。写真に興味があるかたはぜひ訪れてみてください。
(追記) 2/15(土)は悪天候により開催中止らしいです。2/16(日)は開催予定です。