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今日は節分ですね。節分は季節を分けるという意味で春夏秋冬それぞれの季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前の日が節分。立春は1年の始まりなのでとくに尊ばれ、節分といえば春の節分を差したそうです。昔の大晦日ですね。大晦日に一年の厄を払って次の年を迎えるために、鬼に豆まきをして邪気を追い払うようになったそう。


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「節分は豆がないとダメ!」と大騒ぎした上の子が買ってきた豆
昔、京都の鞍馬に鬼が出て都を荒らすのを、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという伝説が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるという語呂合わせのような由来も。
そして、新年を迎えるにあたり自分の数え年の数だけ豆を食べると、病気にならず健康でいられると言われてます。
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節分にはいわしも食べますね。
昔から臭いのきついものや尖ったものを厄払いに用いたそうで、鰯の頭を焼いて柊の枝に刺し、それを家の戸口に置いて鬼の侵入を防ぐ風習がうまれたとか。
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ところで、最近節分といえばこれらより幅を効かせているのが恵方巻き。
恵方巻は、太巻き寿司を節分の夜にその年の恵方に向かって無言で丸かぶりする習慣。商売繁盛や無病息災を願って七福神に因み太巻きには7種類の具材を使うとか。
ちなみに恵方巻の起源は定かではないが、江戸時代、大坂の舟場での風習として始まった説などがあり、一旦廃れたが、土用の丑の日に鰻を食べる習慣に対抗する販売促進手段として、1970年代後半に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行ったイベントで復活し、関西地方で広まったそう。
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今年の恵方は西南西。上の子はiPhoneを取り出して方角を確認していましたw
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恵方巻きは本当に色々な種類がありますね。妻が買ってきたのは極みの3種恵方巻詰合せハーフセットだとかw
「恵方巻」という名称は、1998年にセブンイレブンが商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより広まったそうで、それ以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと言っていたそう。最近はロールケーキやお菓子、パンなんかにも拡大していますね。
ちなみに節分が毎年2月3日なのは1985年から2024年までで、それ以降2100年までは2月2日になる日が増えてくるとか。

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