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今日は東京カメラ部2015写真展 in Hikarieの最終日。再び、トークイベントに参加してきました。とても興味深い話でしたのでメモを残しておきます。

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富士フィルムのトークイベントは写真家の田中雅美氏によるXシリーズを使ったVR360°パノラマのオーロラ撮影についてでした。観せていただいた作品はどれもすばらしいオーロラのパノラマタイムラプスでしたが、その撮影の方法など具体的に教えていただきました。

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3mくらい伸ばせる三脚にカメラを固定して4方向の写真を撮影してつなぎ合わせている。
パノラマ写真の作成はLightroomで綺麗にできる。
タイムラプスを撮影する場合は4方向に4台のカメラをつけて同時にシャッターを切っている。
Xシリーズは高感度に強くISO6400を使い、レンズは16mmなど広角のF1.4のものを使い、なるべくシャッタースピードが短くなるようにするとカーテンのような筋まで撮影できる。

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オーロラは秋冬だけでなく、春も撮影している。
白夜で完全に暗くならないが、風景も映るし、紫色のオーロラが出る。

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天頂から降り注ぐようなオーロラが美しいが一瞬で通り過ぎたりするので、タイミングが難しい。天頂撮影用にもカメラを用意している。
オーロラは強く出るときは北の方から南の方へ移っていき、南から爆発的に広がる。

見せていただいた作品はとても美しく、その撮影にものすごい工夫をされているのが分かりました。
オーロラを実際に見て、撮影したいなぁ。

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次は写真家の小澤忠恭氏と東京カメラ部の塚崎秀雄氏によるトークセッション。

今はまさにデジタルカメラというだれでも見たまま撮影できる道具とSNSという多くの人が多くの作品に触れられる場などで写真の大衆化が起こっているタイミング。
昔、絵画がチューブ式絵の具という道具やサロンという場などで大衆化し、抽象画が発展した時代に似ている。
抽象画はリアルに描写することより、表現したいことに注力した絵画。当時は抽象画は絵画でないと言われたが、現代は抽象画であふれている。

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今回の展示会に集まっている作品も表現したいことや撮影者自身が見える作品が多い。そのまま描写したものじゃないので写真じゃないという批判を受けることもあるかもしれないが、そもそもPhotographは光りの画なのでそんな意味は無い。
表現のための加工はデジタルカメラに始まったことではなく、小澤氏はフィルムカメラの時代からコンピュータなどを使ってやっている。

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プロの写真家は、本当に写真撮影が楽しくて、同じ所にとどまることを良しとせず、死ぬまで自分の表現を追求してしまう。楽しいから。プロのスポーツ選手と同じで、自分との戦い。競争や妬みではダメ。
良いと思う作品は作者が分かってしまう。それぐらいの個性が滲み出るもの。
過去の自分を評価されて喜んでいるな。ぜひ大きな目標を持って作品を深化させ、楽しんで欲しい。

話がよく逸れたりしましたが、その部分もとても楽しいトークセッションで、勉強になりました。

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駿河台大学メディア情報学部教授でモノフェローズ仲間でもある斎賀和彦氏のトークイベントは、一眼ムービーについての盛りだくさんのお話。

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写真は一瞬を捉えるもの、動画は時間軸で世界を閉じ込めるもの。
それぞれ面白さがあるが、そもそも映画なども写真の集合体。100年も昔から写真と映像は同じ場所にいた。
そして今は一眼写真の持つ色彩・被写界深度などをそのまま動画に持ち込める。

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一眼ムービーで面白くなるジャンルの一つはポートレイト。
絞り開放で被写界深度を浅くすると今までの動画とは違う動画が撮れるが、被写体が動くと撮影は難しい。

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テーブルフォトも動画にすると新しい。
被写界深度を浅く、露出を調整すると美しい動画が作れる。
フォーカスは合わし続けるのは難しいので、マニュアルでボケるのも演出として編集する。
オートフォーカスのように外れたり合ったりするのは美しくない。
テーブルフォトムービーはミラーレスの方が便利。

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風景はやっぱりタイムラプス。
まさに写真の集合体。

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一眼写真の解像度はフルHDよりずっと大きいので、等倍(でなくても良いけど)切り出しで切り出すフレームを移動させると、撮影時は固定でもスムーズな動きのあるタイムラプス動画が作成できる。

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4Kムービーだと、動きを作る余裕は少なくなってしまう。

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そんな時はスライダードリーといった機材を使うとスムーズな動きのあるタイムラプス動画が作成できる。

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4K動画は凝った編集をしようとするとデータ読み書きのスピードが重要となる。

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ムービーの編集はPhotoshopでも可能。写真のエフェクトと同様の操作でムービーを補正・編集できる。
ただし切り貼りはPhotoshopは苦手なので、動画編集ソフトを使ったほうが良い。

テーブルフォト動画やタイムラプスの作り方などとても参考になりました。一眼ムービー、好きなのですが、また本格的にチャレンジしてみようかな。

東京カメラ部写真展は今日で終わりですが期間中のべ6万人ほども訪れたそうで、ものすごいイベントになっていますね。スタッフ・関係者の皆さん、お疲れ様でした。また来年も期待しています。

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ランチ抜きで昼前から2時半ころまでトークセッションを聴いていたので、お腹が減りました。
そういえば代々木公園でベトナムフェスティバル2015をやっていたと思い出したので、歩いて行ってみました。

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会場はものすごい人であふれていました。もう昼をだいぶ過ぎているので、料理とか空いているかなと思っていたのに長蛇の列。

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タイのバッタイ+カオマンガイを頂いたり、

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豚の角煮のせベトナムフォー、シンハー(タイビール)を頂いたり、

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333(バーバーバー)(ベトナムビール)を頂いたりしました。

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フルーツや衣装なども色々売ってましたね。

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