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欧州連合(EU)加盟各国の駐日大使館・政府観光局合同で開催された「第2回欧州トラベルメディアワークショップ」。ユーレイルのプレスツアーに参加させて頂いた関係で、昨年も招待頂いていたのですが本業が忙しく参加できず。今回初参加です。
各国の観光のおすすめ情報などを聞いてきましたので、メモしておきます。

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出展国・地域は、ベルギー(フランダース地方)、チェコ共和国、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、クロアチア、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、オランダ、オーストリア、フィンランド、スウェーデン、英国、スイスです。
会場は駐日EU代表部ヨーロッパハウスでした。

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ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ駐日EU大使による挨拶

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ヨーロッパ各国の最新旅情報について、各国3スライド3分程度で紹介。
プレゼンターは、テレビ朝日 松尾由美子アナでした。

ベルギー(フランダース地方)

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2018年~2020円の注目のテーマはフランダースの巨匠たち
2018年はバロックの巨匠ルーベンスが活躍したアントワープでバロックの系譜を紹介するイベント
2019年は長期改修を終えたアントワープ王立美術館でブリューゲル没後450年を記念した特別展
2020年は長期修復を終えた聖バーフ大聖堂のファン・エイク兄弟作の祭壇画「神秘の子羊」が帰ってくる

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ベルギーは美味しい食べ物も。至福の時をゆったりと過ごすライフスタイル。
ベルギーを代表するチョコレート。ブランドは320以上。
ベルギービールは世界無形文化遺産に登録されている。

チェコ共和国

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2018年はチェコスロバキア建国100周年。各地で国際イベントが開催される。
アルフォンス・ムハの軌跡をたどる旅もおすすめ。ブルノ、ミクロフ、スラブ叙事詩を制作したズビロフ城は古城ホテルになっている。

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2018年の主要イベント
スメタナのリトミシュル 国際コンサートをリトミシュル城中庭で
ジャテッツのビール祭り
南モラヴィアのブドウ収穫祭
プラハのシグナルフェスティバルはヨーロッパトップ10ライトフェスティバルの一つ

ドイツ

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ホーエンツォレルン城は天空の城として話題になっている絶景スポット
2018年イヤーテーマはグルメの旅

エストニア

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首都タリン旧市街は中世の街並みと城壁が美しい世界遺産
IT先進国でもあり、ITスタートアップが盛ん
ヘルシンキから飛行機で25分
2018年は独立100周年
2019年夏には5年に一度の国民の歌と踊りの祭典

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キヒヌ島の文化
歌や踊り、手工芸、伝統衣装の赤いスカート

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セトの文化
東西の文化の交流点、民族衣装や食べ物やライフスタイルが独特

アイルランド

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スケリッグ諸島 スケリッグ・マイケル島はスター・ウォーズ フォースの覚醒/最後のジェダイのロケ地
ボートで島に上陸できる

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ハロウィンの発祥地ロンドンデリーで伝統的なお祭りを体験

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ゲーム・オブ・スローンズのロケ地も。不気味なブナの並木道は王の道になっている。

ギリシア

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テッサロニキ ビサンチン建築が見どころ
郷土料理も定評で伝統料理からモダンな料理まで

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ベェルギナ
紀元前3000年から人々が住み着いている
アレキサンダー大王の父ピリッポス2世の墓が完全な形で見つかり話題に

スペイン

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ガウディ作 ボティネス邸の一般公開開始
バルセロナのビセンス邸は2017年冬に一般公開開始
2018年にはプラド美術館展が東京と神戸で開催される

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アンダルシア~カリフ王国の道
美しく個性豊かな街が多い

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カタルーニャ~中世街並みルート
フォトジェニックな小さな町が多い
バルセロナから周遊できる

フランス

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フランス経由、新しい旅がテーマ
体験型、テーマのある旅がおすすめ
くまモンはフランス観光親善大使
サイクリングでモン・サン・ミッシェル、ペタンク、パン屋に弟子入りしてバゲットづくり、お城でテーブルマナー講座などを体験

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10/3にイヴ・サンローラン美術館がオープン
リーズナブルに泊まれるデザインホテル
2019年にリヨン国際美食館 Cité de la Gastronomieがオープン

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ル・コルビュジエなどの建築・デザイン、ブランドの工房探訪
チョコ、音楽フェス、ラグビーなどスポーツイベントなど日本と絡めたテーマも

クロアチア

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世界遺産や博物館などが多い観光国
地中海らしさが魅力
首都ザグレブ、 ドブロヴニクの城壁や島、スプリットの旧市街散歩、プリトヴィッチェの滝など

イタリア

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初めての人はローマ・フィレンチェ・ヴェネツィア・ミラノの周遊が多い
2回目は長期滞在なども
世界遺産は世界一の53
要塞都市パルマノーヴァ、城壁の街ベルガモ
北イタリアのハイキング ドロミーティなど

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小さな町や村 ボルギ
素朴な地元料理や隠れた歴史
知られていないイタリアの魅力

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イタリアの食と料理
今年11月15日 ボローニャにFICO EATALY WORLDがオープン

ラトビア

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多くの発見に満ち溢れている
治安が良く街歩きも魅力
2018年は建国100周年
世界一流アーティストのパフォーマンスが楽しめる

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四季折々に伝統的な祭りがある
クリスマスツリー発祥地でクリスマスマーケット

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食も魅力 旬の食材を使用した伝統料理やモダンな料理まで

リトアニア

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首都ビリニュス 旧市街の建築、44以上ある教会
カウナス 日本のシンドラー杉原千畝の記念館

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2018年は独立100周年。
2018/6/30-7/6には歌と踊りの祭典
伝統衣装や文化も楽しめる

ルクセンブルク

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ただひとつの大公国で神奈川県ほどの面積
ローマ街道の交差点でゲルマン・ラテン両方の文化
旧市街のパノラマ 中世の町並み
クリーンで散策に良い

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一人あたりのミシュラン星数が世界一でグルメを楽しめる
ハイキングも魅力

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ワイン街道巡り 食文化と景色
遊覧船で川下りするのが良い モーゼルのぶどう畑やシェンゲン村のワイン
シェンゲン村はフランス・ドイツ国境で3か国楽しめる

ハンガリー

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真夏のフェス体験
シゲットフェスティバル 40万人以上集まるヨーロッパ屈指音楽フェス
バラトンサウンド エレクトリック系ダンスミュージック

オランダ

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ゴッホ、ダッチデザイン、食、花の国、黄金時代、水辺が6つのテーマ

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2019年はレンブラント没後350年 アムステルダム国立美術館のレンブラント展が開催される

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ゴッホ展が2017/10/24~2018/1/8東京都美術館で開催される
映画「ゴッホ 最後の手紙」も11/3より公開される

オーストリア

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2018年は19世紀末の世紀末ウィーンモダリズムを牽引した巨匠4人が同じ1918年に亡くなってから100年
巨匠4人とはグスタフクリムト、オットー・ワグナー、エゴン・シーレ、コロマン・モーザー
絵画、建築、デザインなど見どころ

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ザルツブルクは世界で一番有名なクリスマスキャロル「きよしこの夜」の発祥の地
2018年は初演奏から200周年

フィンランド

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ムーミン、サンタクロース、サウナの国
白夜、オーロラ、湖、森林、自然など見どころが多い
日本から一番近いヨーロッパでヘルシンキ直行便は週35便
2017年はフィンランド独立100周年、2019年は日本との国交樹立100周年。

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サウナは生活の一部。家族のだんらん、友達との憩いの場。公衆サウナも多い
公衆サウナとレストランの複合施設LÖYLY(ロウリュ)も新名所に

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フィニッシュ・デザイン 冬の長い夜を明るく心地良く過ごすために生み出された、日常生活にこだわったデザイン

スウェーデン

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ノーベル賞晩餐会のキュイジーヌは市庁舎地下で一般の人も食べられる
Spotify、マインクラフトなどを生み出したイノベーション大国
ボルボは全車種電気自動車シフト
幸福度ランキングトップ ワークライフバランスも見どころ

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国土の97%が手付かずの大自然
今年スウェーデンは国全体をAirbnbに登録
予約なしに滞在でき、迷惑をかけなければ人の土地でもテントや焚き火が可能。トレッキングなどを楽しめる。

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ストックホルム、ゴットランド島は魔女の宅急便のモデルとなったことで人気

英国

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イングランド田園街道
ラグビー発祥地からラグビー・ウェールズ代表の聖地カーディフまでの美しい田園風景
シェイクスピアの故郷ストラットフォード=アポン=エイヴォン、絵本から飛び出してきたような可愛らしい村々が点在するコッツウォルズ地方など

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不思議の国ウェールズ「古城街道」
北ウェールズの美しい村コンウィ村と世界遺産コンウィ城を中心としたルート
世界遺産と4つの城、自然、食が見どころ

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2017年に湖水地方が世界遺産登録
映画「ピーターラビット」が2018年春日本公開

スイス

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4つの言語圏(ドイツ語、フランス語、イタリア語、レトロマン語)毎にメンタリティ、文化が異なる
同じテーマを違う言語圏で楽しむのも良い ハイキング、サイクリングなど

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鉄道の旅も魅力
アルプスの山頂まで街から鉄道で行ける
車窓の絶景は旅のハイライト、自然のテーマパーク
食堂車は移動レストランに

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プレゼンの後は、各国観光局の方とのワークショップ
さらに各国のスペシャリティを囲みながらのビュッフェ

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とても美味しいスイーツ、チーズなどを満喫しました。

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話を色々聞いていて、ユーレイルツアーで訪れた各国チェコブロガーツアーで訪れたチェコ共和国などの良さを思い出しましたし、まだ訪れていない各国に行きたくなりました。
参加の皆様ありがとうございました。

1件のコメント

  1. ピンバック: 日本とファン・ゴッホのつながりが分かる ゴッホ展 | Digital Life Innovator

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