日本HPといえば、昨年お借りした「HP Spectre x360 15」のようなハイパフォーマンスでデザイン性の優れたノートパソコンを出していますが、新生活を始めるのにおすすめなノートパソコンが「HP Pavilion Aero 13-be」。軽量でデザインもよく、コストパフォーマンスも良いと注目のパソコンですので、お借りして使ってみました。特にこちらのパソコンはCPUに最新のAMD第4世代 5000シリーズ・モバイルプロセッサーを搭載しているということで、そのパフォーマンスも気になるところです。
レビューに使用しているのはOS:Windows 11 Pro, CPU:AMD Ryzen 7 5800U モバイルプロセッサー, メモリ:16GB, SSD:512GBのモデルです。
カラーはセラミックホワイトとピンクベージュの2色展開で、お借りしたのはセラミック・ホワイト。とても美しい白色でマットな感じで手触りも良いです。13インチモデルでサイズはM1 MacBook Airなどとほぼ同じですね。
そして良いのが重さ約957gと1kgを切る軽量さ。しっかり剛性がありつつこの軽さは持ち運びに良いですね。
背面もすっきりしています。廃棄やスピーカーのための穴と滑り止めのゴムが付いています。
右側面にはSuperSpeed USB Type-A 5Gbpsと電源コネクタ。
左側面にはHDMI 2.0出力端子、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps、SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートが付いています。
USB Type-Aのポートは差し込むときに開き、差し込んでいないときは斜めにカットされたデザインを壊さないようになっています。
SDカードスロットやLAN端子は付いていませんが、USB Type-A端子やHDMI端子が付いているのは良いですね。
電源アダプタがUSB Type-Cではなく専用端子なのがちょっと残念。45分の充電で50%回復できる急速充電対応のためみたいですね。
と思っていたら、USB Type-Cポートから充電することもできるみたいです。これは良いですね。
手前のエッジはΣ型をしているので、画面を持ち上げるときに引っかかりがあって軽い力で画面を開けるのも良いです。
背面はPavilionの文字と凹んだ曲面のデザイン。ただ格好良いだけでなく、
画面を立ち上げたときにしっかり支えるのと、キーボード面を少し持ち上げるのに役立っています。
カメラもとても小さくなっています。約92万画素で顔認証には対応していません。カメラの両脇にはマイクが付いています。
リモート会議や授業なども大丈夫ですね。
指紋認証には対応しています。
ホワイトのキーボードにキーボードバックライトも白色でとてもキレイ。
WindowsPCのタッチパッドっていまいちなことが多いのですが、このタッチパッドの操作性はとても良いですね。
ちょっとイケてないかなと思ったのはキーボード配列。back spaceやenterキーの右側にhome/pg up/pg dn/endのキーがあり、ブラインドタッチ時によく押し間違いしてしまいます。でも慣れの問題でもあるので、このキーボードで慣れれば問題ないかも。
サウンドはBang & Olufsen監修です。
Microsoft Officeを入れて、PowerPoint、Word、Excelの起動を試してみましたが、一瞬で起動しますね。動作もサクサクです。これがAMD Ryzen 7 5800U モバイルプロセッサーの実力なのですね。バッテリーの持ちも良いです。
PCMARK 10ベンチマークでテストしたところ、5469点でした。Intel Core i7搭載のノートPCなどよりスコアが良く、GPU搭載のゲーミングPCよりは劣るというスコア。特にWEB閲覧やOfficeアプリ等の操作はかなりパフォーマンスが高いです。
ゲーム用途だと少し物足りないかもしれません。FF XIV暁月のフィナーレのベンチマークで標準品質(ノートPC)で普通の判定でした。
ブログ作成やWeb閲覧、動画鑑賞など色々使ってみましたが、キーボード以外は不満なし。HP Pavilion Aero 13-beは、AMD Ryzen 7 5800U モバイルプロセッサーの高パフォーマンスとシンプルおしゃれなデザインと軽量さで、新生活で新しいWindowsノートパソコンが欲しいというライトユーザーの方におすすめなパソコンだと思いました。
HP Directplus: HP Pavilion Aero 13-be