昨日はAMN主催の「Macは安心!? – 海外で高評価の最新セキュリティソフト「ESET Cybersecurity」ブロガー先行体験会」に参加してきました。
私は知らなかったのですがESET Smart Securityという製品は海外で高評価のスロバキア製セキュリティソフトで、そのMac OS X用日本語版の試用版が近々リリースされるということで、その紹介と体験・懇親会がありました。カフェ ラ・ボエム 渋谷 (Cafe La Boheme)を借り切ってのイベントでした。
「検出力」と「快適動作」を追求したウイルス対策ソフト
まずは販売代理店のEC studio社代表取締役の山本敏行氏からのプレゼン。
このEC studioというのがかなりユニークな会社で、中小企業こそITを活用して経済的豊かさ、時間的ゆとりを持って、心の豊かさを創りだすべき。自ら実践して実践から得た「道具」や「知恵」を提供する。言わばIT活用のセレクトショップで良いものをリコメンドするのだとか。完全ペーパーレスで机に引き出しが無いとか、テレビ会議はPS3でとか、電話は時間の無駄なので名刺に電話番号が無く、メール対応もチャット等に移行して無くして行きたいとか。また欲しいものが無ければ自分たちで開発するそうです。
その山本氏が一押しのソフトがESETのセキュリティソフト。実は2007年にEC studioのサイトが感染してしまい、そのとき世界中のセキュリティ製品を評価したそうです。ここで出会ったのがESETでその軽さ強さを実感し惚れ込んだのだとか。
ESETの売りは「軽さ」と「強さ」の両立だそうです。第三者評価機関でも「スキャン操作の軽さ」や「既知のウィルスの検知率の高さ」、「未知のウィルスの検知率の高さと誤検知率の低さの両立」などで最高の評価を得ているそうです。
それを実現するのが独自のエンジンThreat Senseで、他のセキュリティソフトのようにウィルス定義ファイルとの照合がメインでなく、ウィルスらしい振る舞いを検出するアルゴリズムを改良を重ねて動かしているのだとか。だから未知ウィルスも検出できるし、動作も軽く済むそうです。
これらは主にWindowsでの話ですが、Macもその普及に伴ってクラッカーのターゲットとなりつつあるそうです。
狙われるMac 偽セキュリティーソフトが出現
次に、ESETの国内販売パートナーであるキヤノンITソリューションズからESET Smart SecurityのMac OS X版ESET Cybersecurityのモニター版が近々リリースされることが伝えられました(プレスリリースまだなんだけどね)。モニター版は無償で数ヶ月ほど試用でき評価レポートに協力した方から抽選で50名に1年間の使用権がプレゼントされるそうです。
カフェの貸し切りということで、プレゼンのあとはお食事やお酒などを頂きながら製品担当者や参加されていたブロガーの方々の話を聞くことができました。
ESETは非常に満足度や評価が高い反面、一部非常に低い評価もあるそうです。これは過去に何度か非常に重大な不具合を起こしたからで、こういった経験を教訓にキヤノンITソリューションズが入念な品質検査を行っているそうです。日本語版のリリースが遅くなったのもそういう安定性を重視したからだそう。
価格はまだ検討中だそうですが、BOOTCAMPで1ライセンスでMac版/Windows版を両方使えるようにするため、Windows版相当になるのではないかとか。ParallelsやVMwareを使う場合は同時に動作するため2ライセンス必要とのこと。
その他、色々面白い裏話を教えて頂きました。
日頃使っているMacBook Airを持って行ったので、このESET Cybersecurityをインストールさせて頂き試用することができました。インストール直後は全スキャンがかかるので、ちょっと頑張っている感じがしましたが特に他の動作に影響はなし。スキャンが速いのかどうかはちょっと良く分かりませんでした。全スキャンが終了したあとはほとんど存在を感じないほど快適に動いています。
ちなみに、ESETではエンジン自体をアップデートするため、一度スキャンしたファイルをパスするということはせず、新しいエンジンで再度スキャンをかけるそうです。
スキャン結果は特に問題なし。いままでセキュリティソフトを使ってませんでしたが、本当にセキュリティソフトの必要性を実感することができるのでしょうか?1年の使用権も別途頂けるようなので、使い続けてみたいと思います。
このような本、グッズも頂きました。
EC studio, キヤノンITソリューションズ, AMN, ブロガーの皆様、ありがとうございました。