WillViiよりお借りしている富士フィルムのコンデジFinePix F300 EXRのレビューその2です。その1はこちら。
ちょっとした隙に撮っている程度なのであまり良いサンプルではないと思いますが、感想とともに掲載したいと思います。
秋葉原を「連写重ね撮り機能」で撮影してみました。連写重ね撮りは夜景などの画質をあげるのに効果的ですね。
日中の銀座を同じく「連写重ね撮り機能」で撮影。日中でも動くものが多重撮影されますので、人が動いているような写真を撮ることが出来ます。
フィルムエミュレーションのB&Wで撮影してみました。階調が良く表現されている感じがします。
やはり使っていて魅力なのは広角と望遠ですね。ここまで拡大することができます。
広角と望遠の夕日。
でも、位相差AFの問題かもしれませんが、無限遠が苦手みたいですね。迷ったあげくぼけた位置で止まったりします。無限遠以外でも、なんだかAFがうまく働かず、ぼけた状態になることもあり気になりました。
いくら速くても正確さに欠けるAFは、(AFを何度もトライせず)すぐにシャッターを切ってしまう人にとってはぼけた写真でシャッターチャンスを逃すことになるので、正確さも追求してほしいです。
こどもが飼っているカブトムシのメス。
前回、AFがあまり速く感じないと言ってたのですが、それは暗い場所や風景や人物などを撮影していたからで、近くの被写体を明るい場所で撮影するときはAFは非常に速い感じがしました。
期待していた「背景ぼかし機能」も撮ろうとすると「!背景をぼかせません」メッセージが連発してなかなか撮らせてもらえません。真ん中に被写体があって背景は少し離れている構図にしてもこのようなメッセージとなるので、どうして良いのか分かりませんでした。
唯一?まともに撮れた背景ぼかし(効果最大)の写真と普通に撮影した写真を比較してみました。たしかに背景はぼけているのですが、被写体の一部もぼけてしまい、やっぱり一眼のような効果は期待できなさそうで残念です。
ちょっと、AFと背景ぼかしは残念でしたが、広角/望遠、写真の写り、連写重ね撮りなどはいい感じでした。