FINEPIX F550EXR CMOSになってもフジの色

みんぽすより富士フィルムFinePix F550EXRをお借りしましたので、使ってみた感想を書きたいと思います。
以前、FinePix F300EXRをお借りしましたが、フォルムはとても良く似ているものの中身は一新されています。フジの特徴だったスーパーCCDハニカムEXRが裏面照射型の新センサーEXR CMOSになり暗所や連写に強くなったが位相差AFはなくなった、GPSが付いた、RAW撮影が可能になったなどなど仕様上はかなり異なっています。

これだけ大きな変更があったにもかかわらず、実際に使ってみた感じでは撮影した写真の精細さや色合い、操作感などは良く似ているなと感じました。きっとこだわって調整しているのでしょうね。

まずはフジで撮った藤。派手過ぎない自然なすっきりとした綺麗な写りになっています。



次は新緑。葉の形が分かるほどものすごく精細に写りますね。




夕日を望遠で。スカイツリーも写ってます。
コンデジはさっと撮影できるのが良いと思っているので主にプレミアムEXR AUTOで撮影していますが、明るいところだと非常に綺麗に撮影できました。ズームやAFも速くて快適です。
逆に暗いところだと暗所に強くなったはずなのに手ぶれが多い。プレミアムEXRオートだとダメなのかな。
残念だったのはGPS搭載なのに先日の山歩きの間ちっともGPSを拾わずに位置情報が記録できなかったところ。試しに5分以上電源を入れっぱなしにすればやっと位置がとれました。
写真はキレイに撮れているのに背面ディスプレイの映りではいまいちだと思うこともありました。あとF300EXR同様、ズームしたときのAFが上手く働かないことがある感じがしました。
このあたりはもう少し使って確かめてみます。