みんぽすよりお借りしているFUJIFILM FinePix HS50EXR。先日は外観写真を撮る間もなく持ち出してしまったので、改めて本体について書きたいと思います。以前お借りしたX-S1にかなり似てますので、その変化を中心に。といってもXシリーズとFinePixでブランドが違うので、後継機という訳ではないと思いますが。
X-S1が光学式26倍ズームレンズだったのに対し、FinePix HS50EXRは光学42倍 (35mm判換算24-1000mm相当)ズームレンズを搭載。換算1000mmってのはすごいですね。しかもF2.8(広角)〜5.6(望遠)の明るいレンズです。
さらに光学式手ブレ補正を搭載したので、望遠時も手ぶれしにくいです。動画撮影する時にはかなり望遠してもあまりぶれずに撮影できました。
望遠するとここまで伸びます。撮影時にさっとマニュアルズームできるのは良いですね。
レンズのズーム調整の滑り止めがヒダが目立ったX-S1と違って普通になっています。レンズに書かれている目盛りはちょっと目立ちますがデザイン的にいまいちな気がします。
液晶モニタ左側のボタンはなくなり、操作しやすくなっています。本体前面にあったAF/MFの切替は側面へ。
撮影時質量はX-S1の約945gから137gも軽い約808gになっており、軽く感じます。金属部品は少なくなった感じがしますが。
液晶モニタは可動式ですが、動かし方が変更されていますね。左に開いて回転できるタイプになっています。
ファインダーはEVFで、覗くとセンサーで自動的に切り替わります。シャッター音は消すと無音になります。
あと、撮像素子は2/3型EXR CMOSから1/2型 EXR CMOS II センサーになりました。
このとき撮影した桜などの写真を掲載しておきます。
等倍で見るとX100Sほどの鮮明さはないもののかなり精細に写っています。
暗いところでズームしても結構ちゃんと写りますね。
X100Sの写りの良さ、精細さも良いですが、HS50EXRの広角〜超望遠まで自在に撮影できる自由度の高さも良いですね。良い補完関係になりそうです。