先日台湾へ行った際に、Global WiFiでレンタル開始となったウェアラブル翻訳デバイス「ili」をお借りして、少し使ってみました。
iliは株式会社ログバーによる世界初のウェアラブル音声翻訳デバイス。その製品発表会に参加して、使ってみたいと思っていました。
一人で出歩くような自由時間はあまりなかったのであまり利用するシーンはありませんでしたが、使ってみた感想などを書きたいと思います。
iliはGlobal WiFiレンタルのオプションとしてレンタルすることができます。こちらからレンタルを申し込み、空港カウンターで受け取ります。
羽田空港国際線ターミナルでは、2F到着ロビーにある受取カウンターで受け取りおよび返却することができます。
英語と中国語に対応していますが、切り替えて使うことはできずに、申込時に決める必要があります。今回は台湾へ行くので中国語版をお借りしました。
ili本体にはカバーとストラップが付けられていました。やっぱりコンパクトで軽量ですね。
充電はmicroUSBで行えます。
使い方は簡単ですね。右側のボタンを長押しして起動。LEDが緑色の状態で真ん中の丸いボタンを押しながら話して、ボタンを話すと翻訳してくれます。本体だけで翻訳するので、ネットにつながらない環境でもすぐに翻訳してくれます。
もう一度丸いボタンを押すと同じ内容がリピート再生されます。
起動中に電源ボタンを押すとスリープするので、バッテリー消費を抑えられます。
翻訳した音声は裏側のスピーカーから再生されます。
左側のボタンを押すと、言った言葉をどう認識したか日本語で再生してくれます。
台湾では英語が通じないことがあるので、ジェスチャーなどで意思を伝えることが多いのですが、iliがあると英語やジェスチャーでは難しい要望も伝えたりできるのが良いですね。
旅行トラブルに関する会話の翻訳もできるみたいなので、トラブルにも役立ちそうです。
お店でも日本のように値段が書いていないことが多いので、値段を聞いたり値下げ交渉するのにも良いです。
再生の音の大きさは固定されているので、騒がしいところではデバイスを近づける必要がありますが、静かなところでは大きな声がするので、ちょっと使いにくいかも。
現地の人が知るおすすめなんかも聴くことができますね。
ただし、返答が中国語で返ってくることになるので、それを聞き取らないといけないような聞き方はできないので、ちょっと難しいですね。
英語圏でiliの英語版を使う場合は、ある程度返事が聞き取れるのでもっと便利に使えるかもしれません。
というか、もっと台湾を楽しむには、簡単な中国語の単語などを勉強しないと!と感じました。
また海外旅行でぜひiliをじっくり使ってみたいです。
ちなみに台湾滞在中のインターネット通信はGlobal WiFiを利用しましたが、全く問題なく使えました。
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