季節の変わり目はかなり強風が吹きますし、異常気象の影響か暴風雨も多くなりましたよね。
普段は折りたたみ傘を持ち歩く派ですが、風の強い雨の日はグラスファイバー骨の長傘を使っていて、折りたたみ傘もこれぐらいの強度があれば…なんて思っていたら、すごいのがありました!
ダブルファイバーグラスボンディング工法による強風に煽られても壊れない晴雨兼用の折りたたみ傘「KUAIZI」です。レビュー用にサンプルを頂きました。
重さは390g、折りたたみ時の長さ32cmと自動開閉式の折りたたみ型としては標準的な重さ、サイズでしょうか。
遮光率99%、UV遮蔽率99%で日傘としての能力も高いです。
レビュー品は「ブラックxイエロー」ですが、グレー、ネイビー、イエロー、レッド、ブルー、カモフラージュ、ブラック、ブラックxネオングリーンのカラーバリエーションがあります。
付属の傘袋を外したところ。内部構造がしっかりしているためか少し太めに感じますね。
付属の傘袋には少し収納しにくい感じなので、吸水性のある傘ケースなどと組み合わすと良さそうです。
ハンドルにある大きなボタンでワンタッチで開きます。
もう一度ボタンを押すと閉じますが、シャフトを縮めるのは手動で行う必要があります。ここは少し力がいりますね。
外見はいたって普通な感じ。オープン時のサイズは106cm。
7本骨で一見そんなに強そうにも見えません。
裏地は他のカラーモデルでも共通してブラックになっており、UPF50+。そしてひときわ目立つ傘骨。
カラーバリエーションに合わせたカラーになっています。
普通の折りたたみ傘は傘骨がアルミやステンレスになっていて、ある程度強度を付けてあるものの、強風で曲がったり切れたり、部品が外れたりして壊れてしまいます。グラスファイバー製の傘であっても結構グラフファイバー以外の部品が壊れやすかったりしますね。
KUAIZIでは、この傘骨の部分がダブルファイバーグラスボンディング工法という2重のグラスファイバーやバネ、しっかりした部品で作られており、強く曲げても破損せずすぐに元に戻るようになっています。
実際、開いた状態で強く振り回したり、折り曲げてみたりしてもビクともしませんでした。これは心強い相棒になりそうですね。
公式には風速150km/hに耐えるとありますが、あまり風速を時速で言わないので、秒速に換算すると約40m/s。強い台風並の暴風雨に耐えることができるのですね。
こちらの傘は台湾のメーカーによるもので、Makuakeのプロジェクト(すでに終了)で1721%達成したもの。そちらにあった動画も貼っておきます。
撥水性能
車で踏んでも潰れない!
現在KUAIZIは、日本ポステックダイレクトTEDSで、4,980円で販売中です。しっかりした作りにしては安いですね。
今ならクーポン利用でもっと安く買えますので、季節の変わり目の暴風や梅雨、台風に備えて用意しておくのも良いと思います。
(3.13追記) 今日は春の嵐で、ものすごい雷雨と強風でしたね。というわけでKUAIZIを実戦投入。周りの人たちの折りたたみ傘やビニール傘が壊れたり、差すのを諦めたりしている中、この傘は強風を受けて曲がってももすぐに元に戻り、その丈夫さを実感しました。
KUAIZIの他にも、回転して傘の衝突を回避したり風の逃げ道を作って傘の反転を防いだりする「Portbello」や、回転機構だけで軽量な「Tube Auto」といったユニークな折りたたみ傘もありますね。