元日の京都は晴れたり小雨が降ったりの天気でしたが、家族で初詣に出かけることに。去年はものすごい行列で断念したうさぎの神社に行きたいというので、まずは岡崎神社へ。
去年は干支がうさぎだったので超人気でしたが、今年はそれほどの行列でもなく一安心。
794年の平安京の鎮護のため桓武天皇が四方に建立した社の一つで、都の東にあたるところから東天王と称され、素戔嗚尊(スサノオノミコト)ほかを祀る。この地域に野兎が生息していたことから兎が氏神様の神使。
兎が多産であることなどから、子授け・安産祈願の信仰があります。
様々な兎の石像がありますね。
兎がいっぱい並んでいて可愛いですね。
狛犬と並ぶ縁結びの狛兎
手水舎にある黒御影石でできた子授けうさぎ像
岡崎神社のあとは、そのまま丸太町通を西へ歩いて、熊野神社へ。(平安神宮も近いですが、よく行っているのでパス)
811年に修験道の日圓上人が国家護持のために紀州熊野大神を勧請したのが始まり。京都三熊野(当社・新熊野・若王子社)の最古社。聖護院の守護神でもある。応仁の乱で荒廃したが再建し、江戸期に整備された。現在の本殿は、賀茂御祖神社(下鴨神社)から移築された代表的な流れ造り。ご利益は縁結び・安産・病気平癒・鎮火。
日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている「八咫烏(やたがらす)」は、神武東征の際に熊野から大和まで道案内をしたといわれる烏で、熊野の神様のお使いとされています。神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をした導きの神さまであることから「ボールをゴールに導くように」と日本サッカー協会のシンボルに採用されました。サッカーお守りも販売されています。
出町柳
さらに西に行って鴨川沿いを北上し、出町柳へ。
加茂川と高野川が合流して、鴨川になるポイント「鴨川デルタ」には、出町の飛び石があります。色々な映画などにも出ていますね。
下鴨神社の参道を進みます。
参道にはかわいい小鳥がたくさんいました。エナガですかね。
とても動きが速いので撮影が難しい。
途中で西へ曲がって河合神社へ
河合神社は女性のためのパワースポット。下鴨神社の摂社で、女性守護としての信仰を集めるお社。ご祭神は神武天皇の母、玉依姫命を祀り、玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深い。
河合神社では美麗祈願絵馬として鏡絵馬の授与を行っている。
顔が描かれた手鏡形の絵馬に普段使用している化粧品でメイクをして、裏に願い事を記入します。
休憩処では、かりん美人水というかりん蜂蜜と河合神社の御神水で作られた飲み物も売っています。かりんにはきれいで若々しい肌を作る効果があるそう。
ホットのかりん美人水で一休みしました。
糺(ただす)の森の参道を進むと屋台がたくさん出ていました。そして参拝のための行列も。
本殿までかなり並びました。
世界遺産登録の下鴨神社は、京都で最も古い神社のひとつ。正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」で、上賀茂神社とともに古代豪族・賀茂氏の氏神を祀っている。
下鴨神社の本殿前には言社と呼ばれるお社が並んでいます。下鴨神社言社の御祭神は大国主命。言社は干支の守護神としても有名で古くから信仰をあつめている。各お社ごとに御神徳があり、それを干支で表わし、子年から亥年までの生れ年の守護神として信仰されるようになったお社。
この後、屋台で少し食べ飲みして帰りました。
下鴨神社の参道を歩いている時に、能登の地震があったみたいです(京都も揺れたみたいですが歩いていて全く気づきませんでした)。
被害に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます。被害が拡大しないよう、早く復旧するよう祈っています。