東和電子さんよりテレビ用に最適化された卵型高音質スピーカーOlasonic TW-D6TVをレビュー用にお借りしました。
Olasonicシリーズは何度も試したりしていますが、そのコンパクトさと音質はとても気に入っています。TW-D6TVはテレビ用に最適化された小型スピーカーということで帰省時に使ってみました。
サイズ感は以前お借りしたTW-S5と同じですね。違いは、TW-S5がUSB接続、電源もUSBバスパワーだったのに対し、TW-D6TVはアナログ (φ3.5 ステレオミニプラグ)接続、AC電源アダプタになっており、テレビにつないで繋ぐことを想定したスピーカーになっています。ちなみにTW-D5TVという前モデルもあります。
前面のディフューザーの形状が変っています。裏側が赤色になっているので、反射光で白色のコーンが少し赤く染まります。
背面のパッシブラジエーターは、TW-D5TVよりも大口径化したφ53mmになっています。さらにその前面にプレッシャーボードが配置され、空気の弾性で力強い低域を再現するそう。
テレビのイヤホン端子に接続して、ACアダプタを接続するだけの簡単さが良いですね。
電源スイッチはなく、オートパワーON/OFF機能でテレビの使用時のみ電源が入るので、テレビ内蔵スピーカーと同じ感覚で利用することができます。コンパクトなのでスペースを取らないのも良い感じ。
薄型テレビ内蔵のスピーカーは構造上大きな音や低音などを出すのは不得意なので、放送されている音の一部の音域しか出ていませんが、このような高音質スピーカーをつなぐことで、デジタル映像の綺麗さだけでなく、音の広がり、深みも同時に楽しむことができます。
ホームシアターなどには敵いませんが、手軽に高音質を楽しみたいというのに良いですね。
音楽や映画を見てみましたが、やはり音が良いと違います。でも、音の繊細さがTW-S5に比べていまいちに感じられるのはアナログ接続だからかな?デジタル接続できるTW-D7OPTというのもありますが、あちらは外付けユニットが必要だったりします。
リビングの薄型テレビでも使ってみましたが、実家のリビングではあまり大きな音を出さないようで、内蔵スピーカーとあまり変わらない感じでした。確かに低音がよく出るようにはなるのですが、逆に少し声が聞き取りにくいとかいう反応。。
イヤホン端子からスピーカーまでのケーブル長が2mあるので、大型テレビでも大丈夫。また、有線になりますが、手元にスピーカーを持ってきて小音量でも聞き取りやすくするなんてことも可能です。
注意しないといけないのは、スピーカーを取り外す時。イヤホン端子を使うので、テレビの音量をかなり上げる必要があるのですが、そのまま取り外すと内蔵スピーカーからすごく大きな音が鳴ったりします。
もちろんテレビ以外にも接続できます。スマートフォンやタブレットに接続して、YouTubeやハイレゾ音源、テレビ映像などを楽しんでみましたが、こちらは電源さえあればスマホ/タブレット単体よりかなり良い音が楽しめますね。
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