少し前になりますが去年に引き続き、Parallels Desktop 14の発表直後に開催されたParallels Nightに参加してきました。
今年の会場は山王パークタワー27階にある春秋溜池山王さん。
お料理やお酒を頂きながら、Parallels Desktop 14 for Macの進化について教えていただきました。
米Parallels アジア・太平洋地域 ジェネラルマネージャー ケビン・グリーリー氏
Parallels Desktop 14 for Macは最新のWindows10のサポートはもちろん、macOS Mojaveにもリリース時に対応予定(ベータ版はすでにゲストOSのサポート対象)。
macOS Mojaveベータ版のダークモードがゲストOSで動いている様子。
まずは仮想マシンのストレージ使用容量をWindowsとMacの両方のストレージメカニズムを考慮して最適化。
Parallels Desktop 14にアップグレードするだけで、仮想マシンの使用容量が少なくなり、ストレージを節約できます。
米Parallels シニア・プロダクトマネージャー カート・シューマッカー氏
4Kカメラが使えることをデモ。
Open GLのサポートが改善され、CADなどの多くの3Dアプリケーションがちゃんと動くようになったそうです。
これはうれしい改善です。
前回もTouch Barをサポートしていましたが、さらに自由なカスタマイズが可能に。
このようなXMLで記述することにより、自由にタッチバーを設定。
そして一番驚いたのがパフォーマンスの向上。
起動時間がParallels Desktop 13に比べてコールドスタート、ホットスタート共に7-8割削減され、かなり高速に起動するようになっています。
かなり大幅な速度向上なので、何らかのブレークスルーや変更があったのか尋ねましたが、特にこれと言った大幅な変更はなく小さな改善の積み重ねでこのような結果になったとのこと。
Parallels Toolboxという便利ツール群も良いですね。
同等のソフトウェアはいろいろ出ていたりはしますが、これだけのツールが取り揃えられているというのが魅力。
早速私もParallels Desktop 14 for Macをインストールしてみました。
インストールすると、そのままWindows10のダウンロードとインストールができるようになっています。
仮想環境にOSをインストールしようとするとそれなりに面倒だったりするのですが、Microsoftとの協業の結果とてもシンプルになっているのは良いですね。
Windowsのライセンスを入力するとそのまま使えるようになります。
Safari拡張機能でYouTubeなどのビデオをダウンロードできる機能なんてのもあります。
オフラインでビデオを見たいときに便利。
WindowsにもParallels Toolboxを入れることができます。
Parallels Desktop 14 for Macのトライアル版はこちらからダウンロードできます。MacユーザでWindowsも使いたいという方はぜひMacを知り尽くした開発者が開発するParallels Desktopを試してみてください。
ピンバック: DirectX 11サポートでゲームやCADなどにも対応 Parallels Desktop 15 for Mac | Digital Life Innovator