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Kibidangoでクラウドファンディング中のプロジェクト「Petoi Bittle|自由にプログラミング!手のひらサイズの犬型ロボット」。話題の四足歩行ロボット「SPOT」は800万円以上もしますが、この「Petoi Bittle」は手のひらサイズかつプログラミングも可能で3万円程度〜というコスパでとても手軽で注目され、現時点ですでに達成率300%を超えています。私も仕事で四足歩行ロボットを使っているので、Petoi Bittleにもとても興味を持っていました。
そんな中、KibidangoよりPetoi Bittleのサンプル品をレビュー用に1周間ほどお借りすることができましたので、使用感を書きたいと思います。
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本来はプラモデルのようにパーツとして届きます。これを組み立てるところから楽しめます。ロボットの作りも勉強できますね。
NyBoard V1にサーボモーターが10個、バッテリー、USBシリアルボード、WiFiアダプター、microUSBケーブル、リモコンなどが付属するそうです。
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サンプル品として届いたのは組み立て済みのPetoi Bittleなど。
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ロボットの肝のサーボモーター。これが各足2つずつ+首に取り付けられ、NyBoard V1から正確に角度を制御することで動作します。
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バネを使うことで柔軟性もバッチリ。
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バッテリーはmicroUSBで充電します。
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バッテリーは本体腹面からボードに接続し、スライドさせて本体にくっつけます。
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水色のボタン長押しで電源が入ります。
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プリセットのアプリケーションでは付属の赤外線リモコンで動作をコントロールできます。(明らかに別用途のリモコンなので下記表を見ないとどのような動作するのか分からないですが)
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ここで重要なのが、各動作をさせるにはジャイロをオフにしないとジャイロにより補正が影響して正常動作しないということ。なんかすぐに転んでしまったり、うまく動作しないので、問い合わせたところ、起動時はジャイロがオンになっているので、「CH+」ボタンを押してジャイロをオフにする必要があるとのことでした。
動作の様子は動画で撮影してみましたので御覧ください。(動きが速く、一人で操作しながら撮影は難しかったですが。)
ジャイロ動作で転んでも立ち上がったりして面白いですね。
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3本足立ち(犬のマーキング)なんて動作も作られていて、コミカルな様子を楽しみつつ、そのバランスに驚きます。
でも歩行で躓いたり、腕立てでバランスを崩したりして転ぶことも多いですね。走る(Crawl)方が姿勢が低いので転びにくいですね
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転んだ衝撃で首が取れることが多いのですが、これはわざと簡単に取れて衝撃で壊れないようになっているそう。見た目はちょっと気持ち悪いですが、首なしで動作させることもできます。首を取り付けるにはバッテリーを一度外して取り付ける必要があるのが少し面倒ですね。
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完成された子供用のおもちゃじゃないので、気軽にペットとしてが遊んだりといった用途には向かない感じですが、ロボットの仕組みを理解したり、自分でソフトウェアを組んで楽しんだりといった用途にはとても良いです。
Petoi Bittleの本領発揮なソフトウェア作成については次の記事で書きたいと思います。
Kibidango: Petoi Bittle|自由にプログラミング!手のひらサイズの犬型ロボット
ピンバック: 犬型ロボット Petoi Bittle をプログラム作成して動作させてみました | Digital Life Innovator
ピンバック: ロボット子犬 Mini Pupper(ミニぷぱ) トラブルもあったけど、なんとか完成しました #Makuake #MiniPupper | Digital Life Innovator