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Xperia 新製品タッチ&トライブロガーミーティングで体験したXPERIA 1とXPERIA Ace。XPERIA 1のカメラ機能以外について、まとめて書きたいと思います。
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Xperia Aceは18:9の5インチ液晶ディスプレイ(1080×2160)、Xperia 1は21:9の6.5インチ有機ELディスプレイ(1644×3840)搭載です。
コンパクトなXperia Aceは当然持ちやすいですが、Xperia1はXperia Z Ultra並のディスプレイを搭載しながら縦長で持ちやすい横幅です。重さはほとんど変わらないですね。
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Xperiaならではのガラスの一枚板のようなデザインで、シンプルでキレイ。
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カラーバリエーションはキャリアによって違ったりもしますが、Xperia 1がパープル、グレー、ホワイト、ブラック、Xperia Aceがパープル、ホワイト、ブラックです。パープルの色合いはXperia 1とXperia Aceでかなり違います。
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Xperia 1のパープルは、Xperia Zシリーズで人気だった色が復活ですね。
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まずはXPERIA 1。21:9の4K HDR 有機ELディスプレイの画質には、ブラビアで培ったHDRリマスター技術やマスターモニターの正確な表現技術が活用されています。
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500万円くらいする4K有機ELマスターモニターBVM-X300とXPERIA 1での表現の比較。確かに表示している映像の色表現がマッチしています。
クリエイターモードでは、HDR10bit入力のマスターモニターでの表現に準じた表現を作り込み、制作者の意図どおりの表現で映画などを楽しめるようになっています。
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4Kブラビアの4K HDR技術で、HDRリマスターや4Kアップスケーリングも可能。鮮やかで繊細な表現が可能。
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ゲームも21:9の広い画面で楽しめます(対応しているもののみ)。21:9に対応したアスファルト9:Legends, フォートナイト, 伝説対決-Arena of Valor-がプリインストールされてます。
ゲームに集中するための通知オフやメモリの開放、ゲーム中の攻略方法検索やゲームの録画・シェアなどができるゲームエンハンサーを搭載。
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画面の大きさ、特に縦長さを活かして、2画面同時表示も実用的に。
Android標準で2画面同時表示は可能ながら使い方が分かりにくいのですが、21:9マルチウィンドウアプリやサイドセンス、Googleアシスタントで2画面操作が簡単になります。
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サイドセンスでは、アプリを開いている状態で上にスライドし、
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使いたいアプリを選択するだけで、
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別のアプリを2画面目に表示できます。これは簡単で便利ですね。画面の比率も変更可能。
地図や予定を見ながらチャットしたり、検索しながらショッピングしたり、今まで画面切り替えで行っていたことが簡単にできるようになります。
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ただし、フォーカスがあたっているときにしか動作しないアプリもあるので注意。動画を2つ同時に見たりといったことはできませんね。音はフォーカスがあたっているアプリの音が出るそうです。
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映像だけでなく音にもこだわっています。ハイレゾオーディオ対応なのはもちろん、DSEE HXで圧縮音源をハイレゾオーディオ化したり、映画でも使われている立体音響規格のDolby Atmos対応まで搭載。
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Dolby Atmosをオン・オフする映画でのデモを試聴しましたが、ハイレゾヘッドホンから聞こえる音はすごい臨場感でしたね。
映像も音も単に規格に対応するというものでなく、海外のスタジオ等と一緒にじっくり絵作り、音作りをしているそう。
個人的には映画は大画面で楽しみたいので、XPERIA 1専用のVR装置とかが発売されて、HDR&マスターモニター画質&Dolby Atmos音響で映画を楽しめると嬉しいな。
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3Dクリエイターというアプリが入っていて、人の顔やモノをカメラでスキャンして、3Dモデルを作成することもできますね。
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作成した3Dモデルをでアニメーションを作成したり、フィギュアを作ったりすることが可能。
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映像、音、カメラなど原点に戻ってソニーの得意分野の技術をつぎ込んだXPERIA 1。パフォーマンスやバッテリーの持ちなどを含め、ぜひ使ってみてじっくり使用感を確認してみたいと思わせるスマートフォンでした。
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純正アクセサリーの展示もありました。
Xperia 1 Style Cover Touchはカバーを閉じたまま操作ができます。
オープンイヤーワイヤレスヘッドセットは、耳を塞がず音楽を聴きながら会話も可能。
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Xperia 1の個性に隠れてあまり目立たないXperia Aceも良くできていました。ハイレゾやDSEE HXのオーディオ機能を搭載で、オーディオジャックも付いてます。
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Xperia Aceのメインカメラはシングルレンズですが、F1.8の明るいレンズかつ光学式+電子式のハイブリッド手ブレ補正搭載。
プレミアムおまかせオートも付いています。
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夜景も綺麗に撮影できます。
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フロントカメラは超広角レンズで、超広角のセルフィーを撮影することができます。
さらに4コマムービーや4コマフォトを撮って盛り上がる機能なんてのもあります。
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Xperia Aceにもサイドセンスが搭載されています。
サイドセンスバーをダブルタップすると次に使うアプリを予測して表示します。
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片手で簡単に操作できるのが良いですね。
XPERIA 1ほどの機能は要らないという人には、コンパクトでコストパフォーマンスが良いXPERIA Aceも良さそうです。
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ソニーモバイルコミュニケーションズの皆様、参加の皆様、ありがとうございました。