呼子大綱引は、豊臣秀吉が肥前名護屋城に陣を構えていたころ、将兵の士気を高めるために、加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船の綱を用いて引かせたことから始まった伝統的な祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。現在では、町を岡組と浜組の2組に分け、直径15センチメートル、長さ200メートルの大綱を3本勝負で引き合い、岡組が勝てば豊作、浜組が勝てば大漁になると伝えられています。
今年はちょうど6/1-2の2日間で開催されていたので、6/2に訪問。6/1はこども綱、6/2は大人綱が開催されました。
大綱引の大綱。本当に長いですね。昔はもっと長かったそうですが。
大綱引が行われる呼子大綱引通りは少し曲がっているのですが、途中柱が立っていて大綱が曲がっても良いようになっていますね。
ミトと呼ばれる中心線。
大綱引は飛び入り参加可。ハッピや軍手の貸出もあります。
町回り
午前中はドラを打ち鳴らしながら町回りが行われていました。
水光呼子太鼓
11:30から披露された水光呼子太鼓。
神事
大綱引きの前に行われた神事
武将隊による演舞
さらに武将隊による演舞も行われました。最初は福岡おもてなし武将隊。
さらに古戦場おもてなし武将隊関ケ原組による演舞も。
餅まき
大綱引前に行われた餅まき
大人綱 綱引き
どんどん大綱引きに向けて盛り上がります。
一回戦は浜組の勝利
次の試合前に水光呼子太鼓
二回戦、三回戦は岡組の勝利で、今年の大人綱の大綱引は岡組の勝利でした。綱引きのイメージを超えたとても迫力のあるお祭りでした。