
昨年、中欧を旅して強く感じたのは、ヨーロッパの歴史をもう少し深く知っていれば、旅はさらに豊かなものになるだろう、ということでした。なかでも中世から近代にかけてヨーロッパ全体に大きな影響を与えたハプスブルク家の歴史は、これまで断片的にしか理解しておらず、体系的に学んでみたいと思って手に取ったのが『地球の歩き方 歴史時代シリーズ ハプスブルク帝国』です。
本書は歴史の流れをとてもわかりやすく解説しているだけでなく、史跡や文化的スポットの紹介も充実しており、観光ガイドとして読んでも十分に楽しめます。チェコも重要な舞台として丁寧に扱われているので、チェコ親善アンバサダーとしての知識を深める意味でも、学びの多い一冊でした。

また、カバーを裏返すとブダペストのマーチャーシュ教会を思わせるステンドグラス風のデザインが現れ、いわゆるガイドブックとは思えない佇まいになるのも面白いでです。
ヨーロッパの歴史への理解を深めながら旅を楽しみたい人にとって、心強く、そして読み物としても魅力的なガイドだと思います。
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