モノフェローズとしてのレビュー第5弾その2です。みんぽす(WillVii)より日立のブルーレイディスクカメラDZ-BD9Hをお借りしています。その1はこちら。
先日公園に出かけたときにビデオを撮ってみました。室内ではあまり良くありませんでしたが、やはり明るいところではそれなりに綺麗に撮れるようです。
カメラをUSBでパソコンに接続するとDZ-BD9Hのハードディスクの中身を見ることができます。撮影したファイルはH.264/MPEG-4 AVCのファイルとして.m2tsの拡張子が付いています。
付属のImageMixer 3 HD Edition for BDカムを使えば、読み込み/編集/書き出しが可能になります。このソフトをインストールすれば必要なCODECがインストールされるようで、拡張子をaviに変更すればMedia Playerでも直接再生可能となりますが、CODECが入っていないパソコンでは再生できないようです。
パソコンで再生すると彩度が低く(全体的にグレーっぽく)なるのが気になります。
編集は切り出し/結合ができるくらいです。
あと、書き出しもDVDかBlu-ray Discかという感じでAVCRECには対応していないようです。ファイルに書き出すことも出来ません・・。
せっかくソフトが付属しているのにビデオカメラで出来ることと大差ない感じで残念です。
Macの場合、付属ソフトがありません。AVCHD対応したというiMovieでも読み込みが出来ないようでした。
ちなみに拡張子を.tsにしてPS3で再生してみると、問題なくかなり奇麗に再生可能です。PS3恐るべし。
サンプルとして撮影した映像ファイルを別のソフトでMPEG2QuickTimeファイルに変換し、flickr videoにアップロードしたものを置いておきます。変換しているのでどれだけ参考になるか分かりませんが。
(追記) デインターレース処理が変だったので動画を差し替えました。
flickr videoはYoutubeと違って、画質があまり落ちないので良いですね。
こちらは写真の撮影サンプルです。
少しぼけ気味の写真が多かったです。
SDカードが写真にしか使えず、動画の書き出しも出来ないのは不便ですね。
日立のハイビジョンカメラは使い勝手や画質で他社にかなり遅れを取っている感じがします。より使いやすい製品になることを期待しています。