とうとう東芝が正式にHD DVDの撤退を発表しましたね。
2年で決着と思ったよりも早かったですが、やはりワーナーの叛旗とウォールマートの追随の影響が大きかったようです。損失は少なくとも数百億だそうですが、早めの判断は概ね好意的に受け取られているみたいです。
米国を中心に全世界でプレーヤー約70万台、HD DVDドライブ搭載PCは約30万台、HD DVDドライブは約200万台を販売したらしいですが、日本ではほとんど売れてなかったようですね。
今日の帰りにヨドバシカメラに寄ってみましたが、特に価格に変化はないようです。在庫は回収するとのことなので、特売は期待できないのかな。
DVD事業は継続するが、BD対応の予定は無いとのこと。RDシリーズはファンも多くBD対応したら結構売れそうな気もしますが、さすがにすぐには無理かな。(でもBDやAVC Recの対応なしで、DVDレコーダ事業は継続できるのかな?)
私もRD-X6ユーザなので少し気になります。
フラッシュメモリーを中心とした半導体事業やHDD事業に力を入れるらしいので、NANDフラッシュメモリーやHDDを使った意外な製品が出てくると面白いかも(地デジやBSデジタル、ネット映像配信の録画中心ならディスクにこだわる必要がないので)。
また規格争いが一段落したところで、BDのソフトが増えたり、レンタルが増えたりすると良いですね。ハイビジョンに慣れるとDVDに戻れない・・・。
AppleTVのようなネットでのハイビジョン配信の普及の方が早いとBDも勝者とは言えなくなりますね。
ポニーキャニオンは月探査機「かぐや」のHD DVDの発売を中止したそうです。

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