みんぽすよりぺんてるのデジタルペンairpenMINIをお借りしました。
数年前にデジタルペンというものに触ってみたことがあるのですが、それはペン自体がかなり巨大で重くあまり実用的でなかったのですが、これは普通の万年筆サイズです。小さな受信ユニットと組み合わせて、ボールペンのペン先から発信された超音波と赤外線を受信してフラッシュメモリに筆跡を記録する仕組みになっています。
このレビューはWillVii株式会社運営の国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...
- 商品を無償でお借りして、レビューを掲載しています!
- ブロガーへの報酬、指示は一切ないので、完全に中立なレビューです!
ペンと受信ユニットは非常に軽いので、気軽に持ち運んで使うことができます。PCと接続しながら使うこともできますが、接続していなくても受信ユニットが筆跡を蓄積してあとでPCに接続した時に読み込むこともできます。
受信ユニットにはボタンがひとつしかなく、そのボタンを押すと改ページなのですが、長く押すと電源のオン/オフができるというのが少し分かりにくかったです。
このairpenMINIは、普通のボールペンで紙にかく感覚で使えて、押し込みの違和感等感じずに使うことができます。
手書き認識も思ったよりちゃんと読み取ってくれます。もちろん文字が下手なためか誤認識も多いですが、手書きでここまで読み取ることができるのはすごいと思いました。
PCと接続した状態では、筆跡をリアルタイムに入力できます。また、NINTENDO DSの文字入力のように文字認識をしながら文字を入力したり、マウス代わりに使ったりなんて使い方もできます。キーボードやマウスを使いたくないときの入力デバイスとして使えるかもしれませんね。
文字認識入力する時は受信ユニットを横に置いたりしないといけないのは少し戸惑いました。
もちろん文字だけでなく、イラストも読み込めます(右は子供が書いた絵)。少し省略されてしまっている(認識されていない)線もありますが。筆跡と左のスキャナで読み取った絵と比較すると、弱く書いた線やはらって延ばした線などは認識していないようです。
タブレットなんかを使っても同じようなことはできますが、普通の紙に書くことができるので、子供でも簡単に使えるのが良いですね。
ペンを良く使う人にはとても面白いデバイスだと思います。
手書き文字をそのまま活用することができますし、手書きメモを文字認識してテキスト化することもできます。(私は最近ペンで文字を書いていないなぁと実感してしまいました。)
イラストも入力できますし、手書きイラストを保存したり、PCで使いたいとかいう用途にも良さげです。
手書き文字とイラストで暖かい手紙風のコミュニケーションなんて使い方も良いかも。
あとはMacで使うことができるようにしてほしいなぁ。(Macをメインで使っているのであまり試せませんでした・・)
Amazon: ぺんてる 手のひらサイズのコンパクトデジタルペン airpenMINI
(追記)Mac対応バージョンが出るそうです。オフラインの筆跡をTIFF形式で読み出すことができるのと、オンラインでタブレットとして使える。ただしいまのところ文字認識とかはできなさそう。