昨日はAMN主催の「進化を続ける液晶テレビ シャープAQUOS ブロガーミーティング」に参加してきました。4日連続のイベント参加です ^ ^;)
当日発表のSHARPの液晶TV AQUOSの新製品LX1をプレス向け発表会が行われた会場でブロガー向けにお披露目&体験というものでした。
次世代AQUOSということで、何が次世代なのかというあたりを聞いてきました。
一番の特徴は、世界初のUV2A技術を使った液晶パネルを使っていること。余り詳しい説明が無かったのですが、SHARPの方に質問したところ、光(紫外線)により液晶の方向を制御することで、従来の液晶制御用のリブ/スリットを無くし、開口率を向上したとのこと。
これにより、光漏れが抑えられコントラストが向上し、同じ光でも良く透過するするため省エネにも貢献している。写真は同じ既存のバックライト時の液晶パネルだけによる黒の沈み込みと省エネ効果をデモしているもの。
さらにバックライトにLEDを用いることで、色むらがなく、高速制御、高発光効率でさらなる省エネも実現している。
コントラストはなんと200万:1とかで、従来製品の100倍ほどだとか。
コントラストと階調表現は相反関係だそうですが、このコントラストでも階調表現もがんばっているとか(自社パネルなのでパネルの使いこなしには自信があるとのこと)。
コストが高く付くのでLEDは部分制御はせず全体を制御している。パネルのコントラスト表現が良いのでこれでも十分なコントラストと画質を実現できていると思う。LEDバックライトの搭載も去年のモデルの半額くらいで実現できている。
色空間は特に拡大とかはしていない。LEDバックライトなので少し青の表現は良い。等々といったことも教えて頂きました。
体感した感じでは確かにものすごく黒が沈み込んでおり、最初の写真のように鮮やかに映像が見えます。某社のプラズマと比較しても暗部の階調表現も自信を持っているとのことでしたが、このあたりは確認できるコンテンツが無かったです。
非常に綺麗に写っていたので、ぜひデジイチで撮影した写真なども見てみたいと思いました。JVC LT-42WX70なんかと比較してみたいですね。
また、自動画質調整機能「好画質センサー」が搭載されているのですが、これは視聴環境認識+コンテンツ分析+好み反映で自分好みの画質でテレビを視聴できるというものでした。画質の設定や音質の設定を、提示されるものから自分好みのものを選ぶ形で設定できます。
視聴環境としてライティングが蛍光灯か電球かなどをセンサーで自動判別して、画質を調整することもされます。
音質にもこだわっており、46型以上のモデルにはDuoBassという低振動ウーハーを搭載しているそうです。ちょっと背面がウーハー部分だけ出っ張っていたりしますが、なかなか低音が良くなっていました。
また、6つのスピーカーをTV画面の左右と下に配置したARSSを搭載し、TVの真ん中から音が聞こえるような感覚を得られます。
ファミリンクIIでは、ファミリンクボタンからTVに接続機器の操作リモコンが出て、TVのリモコンだけで操作できるそうです。残念ながらSHARPの製品との連携しか考えていないようでしたが(もちろん標準的なHDMI連携は実現)。
様々なネットサービスに対応しており、今回はさらに毎日新聞×DoTVに対応したそうです。
ペアレンタルロックの関係でYouTubeには敢えて対応していないとか。
番組表にインターネットのおすすめコンテンツやブルーレイの内容も表示されるというのもよさそうでした。
圧倒的な黒表現と鮮やかな色で、価格もそれほど高くないためとても欲しくなってしまいました。
ブロガーからのアイデアや要望ではやはり録画関係が多かったそうです。ブルーレイに録画できるモデルもありますとか回答されていましたが、基本タイムシフトで番組を見ることが多いので、ブルーレイに書き出す必要性を感じません。
いまPS3と録画サーバで実現しているような予約無しのタイムシフトが手軽に実現できれば良いですが・・。
SHARP, AMN, ブロガーの皆様ありがとうございました。