みんぽすよりCANONのデジタルビデオカメラiVIS HF M31をお借りしました。約1週間ととても短期間ですが(モノフェローズセミナーもあったのですがこれと被っていた為に参加できませんでした)。
以前お借りしたiVIS HF10やiVIS HF21の後継機になります。
お借りしたのはレッドモデル。なかなか渋い赤ですね。
外見はHF21から(HF10から?)あまり変わっていない感じがします。各メーカーから出ているデジタルビデオカメラは皆同じような外見になってきてますね。
iVIS HF21の外測センサによるハイスピードAF、ダイナミックモードの手ぶれ補正15倍ズーム、ビデオライト機能、フェイスキャッチ、ビデオクリップ機能などの特長はそのまま引き継いでいるようです。
今回の特長はこだわりオートや新・手ぶれ補正のパワードIS、タッチパネルによるタッチ追尾などのようです。
こだわりオートは人物の有無、人物の動き、被写体、風景、距離、明るさ、色合いから31シーンに分類し、自動的に適切な設定にしてくれるというもの。
デジイチならともかくビデオカメラでいちいちマニュアルモードで設定を変更して・・というのは面倒なだけでなく、大切なシーンを撮り逃したりして本末転倒になるので、沢山の機能があっても大抵ビデオはオート撮影しているような気がします。自動で適正な設定にしてくれるオート機能は良いですね。
パワードISは望遠撮影時の手ブレを補正してくれるというもの。これが欲しかったんだというような機能です。子供の学芸会や発表会、運動会など、遠くから撮影しないといけないけど3脚は使えないというようなときに、手がしびれて映像がブレブレで見るに耐えないというようなことがありましたので。
液晶の左下についている丸いパワードISボタンを押している間、手ブレを強力に補正します。この液晶の左側を持つと言う行為自体も手ぶれの防止には良いのでこのような形にしてあるんだと思います。私も手持ちでビデオを撮影するときは左手で液晶を持つことが多かったですしね。
そして液晶がタッチパネルになっています。タッチパネルのおかげで余分なボタンがなくなりスッキリしています。
感圧式のようでちゃんと押さないと反応しないので、iPhoneのイメージで触ると違和感がありますが、操作自体はiPhoneのように項目をスクロールしたり、タッチで設定変更したりできます。
撮影中はタッチでフォーカスしたり、そのまま追尾したりできるようです。これは面白いですね。
マニュアルモードだと、最後に選んだメニュー項目が左下に表示されるので、特に変更したい項目はワンタッチで設定を変えることができるのは良いと思いました。
(1080pにして全画面表示すると精細さが分かります)
友人の協力を得てテスト撮影してみました(非常に寒い中、ご協力ありがとうございます)。すべてオートモードでダイナミック手ぶれ補正ONで撮影しています。
HF21の時に歩きながらでもほとんどブレないダイナミック手ぶれ補正に驚きましたが、今回のパワードISはさらにすごい。15倍の最大望遠でも手持ちでほとんどブレずに撮影することができます。この点が非常に気に入りました(他社も同じような機能を宣伝したりしていますので比べてみたいですね)。
タッチフォーカスも結構直感的に押したところにピントが会うので、意図したところにピントが合っていないときに非常に便利です。オートフォーカスの速度も非常に速いです。
タッチ追尾も結構頑張ってます。追尾している対象が液晶上で四角のマークで表示されるので分かりやすいです。物陰に隠れると追尾できなかったので、人が交錯する運動会などでどれぐらい追ってくれるのか分かりませんが、追尾が外れても押せば良いです。
ただタッチしようとしてブレてしまったりするのが少し難点ですね。パワードISを押しながらタッチフォーカスや追尾をしようとしても無理がありますし。左手ももっとちゃんとグリップできてタッチもできるような持ち方ができないのかな。
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