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シャープクアトロンアクオスのモノフェローズイベントのレポートの続きです。前回は4原色でさらに向上した画質についてでしたが、今回はLV3の3D機能について書きたいと思います。

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3Dの方式は他社の3DTVと同様のアクティブシャッター方式で、3Dメガネを付けて視聴します。
シャープは明るさにこだわり、3Dメガネには偏光フィルタが入っているそうですが、現時点で他社以上の明るさを実現しているそうです。やはりUV2A液晶やLEDバックライトによる効率の良さ、4原色による更なる輝度向上などが貢献しているようですね。
クロストークを軽減するために、ソニーは4倍駆動していましたが、シャープはスキャニングLEDバックライト技術を使っているそうです。
3Dメガネは結構電池が持つそうですが、充電し忘れて電池がなくなってもUSBケーブルで給電しながら視聴することもできるそうです。
また、この3Dメガネには3D→2D変換ボタンがついています。このボタンを押すと、シャッターを交互でなく片目の時に同時に開くことで、両目とも同じ映像が見えるため2Dに見えます。
3Dで見ているとメガネを外してもちゃんと視聴することはできないので、複数人で見ているときに3Dが苦手という人がいたときのためにこういうボタンを用意したとか。なかなか目の付け所がシャープですね。
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リモコンには目立つ黄色いボタンで3D関連のボタンが付いています。サラウンドは音を前に出したり空間の残響音を再現して3Dの臨場感をより増します。明るさアップボタンで業界最高の輝度で昼間のリビングでも見やすい3D映像を表現するそうです。
3Dのボタンを押すと、
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このようなメニューが現れて、3D化することができます。
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一部の放送や3D動画でよく使われているサイドバイサイドの映像は、このボタンによって3D映像にすることができます。
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2D→3D変換も搭載しています。もちろん2D映像には奥行き情報はないので、3Dゲームのように簡単に3D化することはできないのですが、色や明度などから奥行きを判定しており、少し離れた背景の中の人などはうまく立体表現できるみたいです。もちろん破綻もあり、色によっては変に浮き出たり沈んだりします。
変換の効果も調整できます。せっかく3Dテレビを買ったのに3Dで見るものがないという場合には便利ですね。
Blu-ray Discの3D映像やサイドバイサイドの3Dデモ映像、2DのBlu-rayを2D→3D変換したものなどを視聴しましたが、3Dをしっかりと体感することが出来ました。
でもやはり目が疲れる感じがするので、そういうときにメガネのボタンひとつで2Dとして視聴することもできるというのは良いと思いました。
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あと、3Dからは外れますが、今回のAQUOSはUSB−HDD対応になったそうです。他のメディアにムーブしたりはできないそうですが、HDDを接続してTVで簡単に予約録画してタイムシフト試聴できるというのはよさそうです。
その他、2画面表示なんかも改良されていたりするみたいです。
今回は貸し出しないのかな?ぜひ家で3D体験したり、3Dカメラと連携させてみたいですね。
また、シャープさんにはぜひ十八番の裸眼立体視もガンバッテ欲しいですね。テレビは難しくても、大きなNINTENDO 3DSというか、libretto Wを3D/2D切り替え液晶にしたようなパソコンを出してくれないかな。
SHARP、WillVii、モノフェローズの皆様ありがとうございました。

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