ソニーの新発表3D対応ブルーレイディスクレコーダーモノフェローズイベントでお借りしているBDZ-AX2000のレビューその2です。その1はこちら。
今回は、ダイジェスト再生、チャプター編集、お出かけ転送、DLNAサーバ、x-ScrapBook、思い出ディスクダビングなどといった機能を試してみました。
まずはダイジェスト再生。短め、標準、長めでダイジェスト再生でどのくらいの時間に縮めたいか設定できます。長めに設定するとおそらくCMだけがスキップされます。自動的にCM部分にチャプタが切られるので次チャプタボタンでもCMスキップできたりするのですが都度ボタンを押す必要があるのに対し、自動的にスキップされる機能は便利ですね。
番組の編集もCMカットが一番多いと思うのですが、自動的にチャプタが切られるおかげでチャプター編集で簡単にCMカットをすることができます。
PSPへのお出かけ転送も試してみました。お出かけ転送設定で録画時にお出かけ転送用の動画ファイルを常時作成する設定をしておけば高速転送が可能ですが、そうでなかったり編集した番組だとほぼ実時間の変換時間がかかってしまいます。
高速転送中は再生や予約もできます。
転送が終わるとダビング10の1回を使うので、9の表示になります。
QVGA768kbpsですが、PSPで見たところ結構きれいにみえていました。
LANで接続し、ホームサーバ設定でサーバー機能を入にすると、BDレコーダー内のコンテンツをDLNAクライアントで参照できるようになります。PS3でDTCP-IPを有効にすると、デジタル放送番組も視聴できるようになります。
一覧を出す他、ジャンル別に表示することも可能になってます。
アクトビラやTSUTAYA TVにも対応しています。あいかわらず使いづらいですが。
デジカメの写真やビデオカメラの動画なども取り込むことができます。
ただし、写真や動画の読み込み速度がとても遅かったのが気になりました。
USBハードディスクから読み込みを試みましたが、写真は最大4000枚しか読み込むことが出来ないみたいです。
AVCHD動画の読み込みも可能です。
読み込んだ写真を使って、x-ScrapBook機能を使ってパソコンを使わずにこのような手作りアルバム風なスライドショーも可能になります。
思い出ディスクダビングでは、BD-RやDVD-Rに写真アルバムやx-ScrapBook、動画などを選択して書き込みすることができます。
色々機能があって面白いのですね。ただ、機能が隠れていて分かりにくかったり、録画中は使えない機能が多かったり、リモコンでの操作の反応がいまいち悪かったり、処理の時間がかかったりで、サクサク使いこなすのはちょっと難しい感じです。PS3のようにサクサク動かすのは難しいかもしれませんが、さらに快適性を追求してほしいです。