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LinkshareのVoiceでアイオープラザよりYouTubeプレーヤー「RockTube」とUSBロングケーブルキーボードをレビュー用に頂きました。
先日紹介したIO DATAのAVeL Link Player AV-LS700もYouTubeを視聴することができましたが、こちらの「RockTube」プレーヤーはもっと尖った商品となっています。
アイオープラザでのみ販売される「挑戦者」ブランドの商品で、中・上級者のユーザー様向けで使用方法などに関するサポートは一切なし、自分で解決するか情報交換コミュニティの掲示板で解決してくださいとなっています。
しかも結構使い方が難しい。マニュアルは添付されていないので、ここからダウンロードして一読する必要があると思います。
YouTubeプレーヤー「RockTube(ロックチューブ)」リンクシェア レビュー・アフィリエイト


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大きさはとてもコンパクトで170×148×29mmです。ただACアダプタのプラグ部分が少し大きいのが気になります。
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背面の端子はLAN,HDMI,コンポジットAV,光デジタル,USBなどが付いています。前面にもUSB端子がひとつ。
結構な割り切りで、うちのようにHDMI対応していないTVに接続するにはコンポジット端子を使うしか無い感じです。それでも意外に綺麗に映りますが。
ただ、それだとHDMI接続の場合の綺麗さが分からないので、DVI-D端子を持つプロジェクターに変換して接続してみました。
100インチの大画面で観るYouTubeはかなりの迫力がありました。
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USBキーボードを使うにはファームウェアを更新する必要がありました。自動アップデートはなく、やはりここからダウンロードして、解凍したファイルをUSBメモリに入れて、メニューのシステム設定>ファームウェア>アップデートを実行します。
再起動しないとメニューが出てこなかったかも。
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YouTubeを見るメニューから、おすすめ、人気、新着、評価の高い動画などを簡単に再生することができるのはAV-LS700と同じ感じです。ただし、かなり動きが素早くて快適です。再生した動画も元がハイビジョン動画だとかなり綺麗に再生されます(自動的に最高解像度で再生されるそうです)。
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検索も可能で、ファームウェア更新するとUSBキーボードで入力できるので、普通にYouTubeを観るように簡単にテレビやプロジェクターでYouTubeを再生できます。
キー操作でコントロールできるのも快適。
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自分のIDで検索して、自分が投稿した動画を再生することも可能。
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他にも、ネットワーク共有フォルダ上やUSBストレージにある動画ファイルも再生することが可能です。対応フォーマットも結構あり、H.264やMPEG4, MPEG2-TSにも対応しています。DRM付きやAVCHDには対応していませんが。(詳細はマニュアル参照)
DLNAには対応していないものの、ネットワークプレーヤーとしても使えそうな感じです。

これはコンポジット接続でTVに表示したものです。サクサク動く感じが分かるかと思います。今までPS3以外のネットワークプレーヤーで気持ち良いサクサク感がなかなか感じられなかったのですが、これは良いと思いました。もちろん動画の早送り(256倍まで可)なんかも可能です。「決定」ボタンだと単独再生ですが、「再生」ボタンを押すと連続再生できるのも良い感じ。検索と連続再生を組み合わせれば、自分だけのチャンネルが簡単に作れる感じで面白いですね。
電源のON/OFF(スリープ)も一瞬なのも良いです。
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リモコンの「11/0」でアスペクト比を変更できます。その他スキップボタンで15秒スキップできたり、チャンネル上下ボタンで拡大縮小できたりします。
そして、リモコンの「赤」ボタンを押すことで、YouTube動画をキャッシュすることができます。ちなみにキャッシュの削除は「青」ボタン。
USBメモリを用意し、本体のシステム設定のフォーマットで専用にフォーマットして、キャッシュ用に使います。USBメモリを抜いてしまった場合は再起動が必要。
このキャッシュ用のUSBをMacに接続しても読み取れませんでした。
USBロングケーブルキーボードは少し離れたソファーからも簡単に文字入力が出来るのが良かったです。
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YouTubeのタイトル上やYouTube視聴中に「赤」ボタンを押すことで、そのタイトルがキャッシュリストに加えられ順次ダウンロードされます。再生を途中で止めても大丈夫です。
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キャッシュされたファイルはネットワークの状態に影響されず再生できるようになります。
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さらに、RockTubeのIPアドレスにブラウザでアクセスするとこんなシンプルなメニューが出てきて、RockTubeの設定を行うことができます。
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キャッシュされたファイルもブラウザ経由でアクセスして、再生またはダウンロードすることができます。
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キャッシュするYouTubeのURLを入力することでキャッシュリストに加えることもできます。
検索履歴を変更する(追加する)ことも可能です。
さらに、電子メールを使った検索なんかもありますが、キーボードがあればわざわざ使う必要もなかったです。
YouTubeをTVやプロジェクター、オーディオで楽しめ、非常にサクサク軽快に動き、USBキーボードで検索もらくらく、さらに録画までできるYouTubeレコーダーともいえるRockTubeは非常に面白いと思いました。ちょっと使い方が難しかったり、安定性に欠けたりといった面もありますが、自分でなんとかするということができる人にはおすすめです。
ioPLAZA: RockTube 3.5mロングケーブル 《当店推奨》 キーボードセット
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