昨日はAMNの紹介で東京モーターショーでのHondaインターナビ(dots)の展示および開発者トーク企画に参加してきました。
インターナビはホンダ車に搭載されている世界初の双方向情報通信システムで車の走行情報(現在地、目的地、スピード、燃費など)を送信しています。このデータを交通情報、気象・防災情報、予測情報、さらにソーシャルネットワークの情報などを組み合わせて、社会に役立つ情報発信をしていこうというのがdotsプロジェクトらしいです。(もちろん個人が特定できない形で情報提供されているそうです)
3.11の東日本大震災のとき、ホンダは他社と連携していち早くこのインターナビの情報により東北の通行実績のある車道を可視化、Google Crisis Responseの自動車通行実績マップなどで公開しました。
この情報はTwitterなどのソーシャルネットワークで広がり、非常に活用されました。
東京モーターショーのHondaブースではプロジェクターとレーザー装置を使って、時間を経るに従って通行実績のある道が追加されていく状況やそのときのTweetなどが展示されています。
こうした経験からインターナビの情報を活用して、社会に役立つ情報を提供しようとしているのが、「dots (design our transportation story) プロジェクト」。
dots nowはリアルタイムのインターナビの情報をわかりやすさや見た目のかわいさにこだわって作成されたインフォグラフィックス。「dots by internavi」のサイトで公開されています。
Speed / Direction 車のスピードと向かっている方向の情報を可視化
Origin / Destination 出発点と目的地、距離感を可視化
Geography / Elevation 位置と標高を可視化
Jam (Current / Forecast) 渋滞状況の時系列の変化(予測を含む)を可視化
Eco / Efficiency 県別の燃費の集計や最も良い燃費などを可視化
Weather (Current / Forecast) 現在地と目的地の天候を可視化
単なるイメージビデオではなく、リアルタイムの情報を表示しています。可視化の方法がかなり格好よいので是非見てみてください。
ホンダでは将来的にこれらの情報をナビの精度・サービス向上にとどまらず、ソーシャルメディアと連携させることで新たなサービスを開発していくそうです。写真は「インターナビ情報ソーシャルマップ」のプロトタイプ。
さらにこれらの情報をAPIとして公開するらしいです。マッシュアップ・サービスがいろいろ出てくると面白いことになりそうです。
本田技研工業、AMN、ブロガーの皆様、ありがとうございました。
お疲れ様でした。
同じ企画に参加したものですが
すごい洗練された記事でびっくりし、
恥ずかしくなっちゃいました。
本当、素敵な記事で勉強になります。
これからも是非参考にさせてください!
A子さん、コメントありがとうございます。
A子さんの記事、とても素敵じゃないですか。
これからもよろしくお願いします。