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昨日はSUNTORY公式ブログサントリートッピックス企画のイベント「ザ・プレミアム・モルツ講座−ビールの最高峰を目指すつくり手たち−」に参加してきました。
ザ・プレミアム・モルツは好きなのビールで家に常備されています。ザ・プレミアム・モルツがどのように作られているのか、3月13日にリニューアルされて何が変わったのかなど興味があり参加してきました。もちろん出来たてのビールの試飲も目的ですがw


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サントリー武蔵野ビール工場へは分倍河原駅から無料のシャトルバスが出ています。バスの中では偶然サントリートピックスブログスタッフのメグさんの隣りになったのですが、新プレモル発売日などは営業と同行して店頭にプレモルを並べる仕事をしていたなど社員一丸となって盛り上げている様子を伺うことができました。
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武蔵野ビール工場はザ・プレミアム・モルツ発祥の地らしいです。
無料で試飲もできる工場見学ザ・プレミアム・モルツ講座もやっています。今回のイベントはこのザ・プレミアム・モルツ講座のブロガー向け特別版という感じでした。講師は武蔵野ビール工場醸造技師のイケメン山寺氏。ザ・プレミアム・モルツが好きでその製造に携わりたくて入社したのだとか。
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ザ・プレミアム・モルツが目指しているのは「ヴァイタートリンケン」。ドイツ語で「飲み飽きないおいしさ」という意味らしいです。「深いコクとうまみ」と「華やかな香り」を向上させるために素材や製法にこだわっているそうです。
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麦は厳選された二条大麦麦芽を使用していますが、今回の新ザ・プレミアム・モルツは「ダイヤモンド麦芽」を新たに加えたのが大きな違いです。ダイヤモンド麦芽はチェコおよびその周辺国で数%しか採れない貴重な大麦だとか。これにより深いコクとうまみが向上したそう。
二条大麦麦芽とダイヤモンド麦芽を少し食べ比べてみましたが、ダイヤモンド麦芽の方が味がしっかりとしています。
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欧州産アロマホップを100%使っているのもこだわり。欧州から低温輸送して品質を維持したり、チェコのホップ農家を支援して安定調達できるようにしているとか。華やかな香りの実現に重要な役割を果たしています。
アロマホップとビターホップの香りを嗅いでみましたが、確かにアロマホップの方が良い香りがしました。
水もミネラルの豊富な天然水を100%使用しています。
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左奥の方にあるのが仕込槽、その隣りに仕込釜(写っていない)があります。
粉砕機で粉砕された麦芽と天然水を仕込槽に入れて適度な温度にすると麦芽中のでんぷんが糖に変わり麦汁になります。
このとき仕込槽から一部(30%)を仕込釜に移し煮出すことで濃厚な麦汁を作り出すのがデコクションという製法らしいです。ザ・プレミアム・モルツでは手間のかかるこの作業を2回行う(ダブルデコクション製法)ことによってより濃厚な麦汁にしているのだとか。
右奥が濾過槽で、できた麦汁を濾過します。
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奥が煮沸釜で、濾過した麦汁にホップを加えて、煮沸します。
アロマホップの加え方にもこだわりがあり、煮沸開始時、終了時の両方の最適なタイミングでアロマホップを加えるそうです。開始時に投入したホップは引き締まった苦みに、終了時に投入したホップは華やかな香りになるそうです。
これがアロマリッチホッピング製法だとか。
手前が沈殿槽で、できた麦汁を清澄化します。
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麦汁に酵母を加え、発酵タンクで発酵します。約7日ほどで麦汁は刺々しい若ビールになるそうです。
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若ビールを低温のタンクの中で熟成させます。徐々に味や香りがまろやかになってきます。
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熟成を終えたビールを濾過します。こうして生ビールができます。
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出来上がったビールを缶などに詰めていきます。詰める時は炭酸ガスを充填させ、酸素を追いやり、蓋をする時にも炭酸ガスを吹き付けるのだとか。
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最後にパッケージングして送り出されます。
すべての行程で職人による品質管理が行われており、原料や発酵の度合いなどで味が変わらないように検査・管理されているそうです。
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さて、お待ちかねの新しいザ・プレミアム・モルツの試飲です。できたての生ビールを頂きます。
各地のビール工場の技師長おすすめのお菓子と合わせて頂きました。
サントリーでは乾杯の時に「スコール!」と3回言うそうです。
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本当に綺麗な黄金色ときめ細やかな泡で、時間が経ってもなかなか泡は消えません。
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「パインジュレ」のような果物系の味と合わせると華やかな香りが引き立つとか。
たしかにパイナップルのフルーティさが口に広がり、プレモルと良く合いました。
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「ねぎ味噌せ煎餅」のような醤油・みりん・砂糖系の甘辛い食べ物はプレモルの深いコクと良く合うとか。
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「ビーフパイ」のようなスパイスの利いた食べ物もプレモルの深いコクと良く合うそう。
本当にプレモルのすっきりなのに深い味わいと良く合うおつまみとで、ビールがどんどん進みました。
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次は、ザ・プレミアム・モルツ<黒>。限定販売の商品で、残念ながら今だとこのビール工場でも購入することはできないそう。
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かなり濃い漆黒色で、香ばしい中に少し甘みも感じられます。こちらも美味しいです。
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「黒糖ドーナツ棒」のしっとりとした甘みとプレモル黒の香ばしさとコクとの相性はぴったりでした。
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次は、缶のザ・プレミアム・モルツをグラスで美味しく頂くための注ぎ方レッスンでした。
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最初は低い位置から徐々にビールを高い位置に上げながら注ぐことできめ細かい泡をつくる。グラスの半分くらいまで泡をつくり、上の方の大きな泡が落ち着くのを待つ。
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泡が落ち着いたらグラスを傾けてグラスの側面を伝わらせて注ぎ、だんだん傾きを少なくしていき、最後は泡が盛り上がる程度まで注ぎます。ビールと泡が7対3が理想だそう。
詳しくはこちらで竹内結子さんがザ・プレミアム・モルツのおいしい注ぎ方を実演している動画を見ることができます。
確かに缶に残ったビールと飲み比べると、全然味わいが違い、便に注いだ方がまろやかでコクを感じることが出来ました。今まで缶でそのまま飲んでいたのでこれからはグラスに注いで飲もうと思いました。
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そうしたら、何とお土産にグラスと缶ビールを頂きました。ありがとうございます。
サントリー武蔵野工場で、ザ・プレミアム・モルツのこだわりの作り方や飲み方、楽しみ方を教えて頂き、ブロガーの皆様と楽しみながら試飲できてとても楽しかったです。
以上がイベントでしたが、イベント終了後、希望者で懇親会が開かれました。
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もちろん最初はサントリーの生ビールで乾杯。
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コラーゲンたっぷりの鍋など美味しく頂きました。
この後さらにブロガーさんたちと2次会に行ったりと、とても楽しく過ごさせて頂きました。ちょっと飲み過ぎましたがw
サントリーの皆様、ブロガーの皆様、ありがとうございました。

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