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先日、富士通からWindows 8.1搭載のパソコン・タブレットの新製品が発表されましたが、その新製品が体験できる新商品発表会に参加してきました。
最近、パソコンの新表品ってそんなに代わり映えしないし、種類も多くないと思っていたのですが、そのラインナップを見て驚きました。なぜ今そんなに多彩な機種を出すのかと。
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法人向けなんてもっとすごい数です。
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なぜ今、全力投球か?の一つの理由はWindows XPのサポートが2014/4/9に終了するから。まだWindows XPのパソコンを使っている人は多いと思いますし、サポート終了後はセキュリティ更新終了の問題などから使い続けるのが難しくなるため、買い替え需要が急増するからですね。もう一つは消費税の増税前の駆け込み購入が多くなるためですね。
Windows XPサポート終了に関する電話相談窓口も開設したそうです。パソコン乗り換えらくらくパックという設置/設定/移行サポートサービスや最新モデル早期購入お買い得キャンペーンなんてのも行っているそうです。
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富士通のパソコンではMy Cloudというクラウドサービスを行っているそうです。パソコンの中の写真、動画、音楽を管理するだけでなく、DLNA対応レコーダーのテレビ番組を自動でコピーしたりもできるそう。
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そして、外からスマホで家庭内の写真、動画、音楽をストリーミング再生することができるそう。テレビ番組も0.5Mbpsくらいに圧縮してストリーミングできるそうで、持ち出し操作なしに外出先から録画番組を試聴することができるそう。これは面白そうですが、今のところ対応するスマホはAndroid 4.0以降で、DiXiM Playerがインストールされている富士通端末だけというのが残念。
ECHONET Lite対応エアコンと連携して、外出先から操作したり、電力消費量を見える化したりもできるそう。
あと、My Cloudは、FMVのストレージやNASだけで、外付けHDDで容量を拡張することは出来ないそう。
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富士通はデータセンター上のクラウドストレージも提供するそうで、5GBまでなら無料で使えるそう(それ以上は有料)。My Cloudのアプリケーションで簡単にクラウドストレージにコピー可能。館林にある法人向けのデータセンターを使っているそうで、他のサービスとは安心感が違うとのこと。
PFUのスキャナ「ScanSnap」と連動して、データを自動保存することもできるそう。
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富士通のスマホと富士通テン製のMirrorLink対応カーナビ「ECLIPSE」と連携し、カーナビから自宅のパソコンの音楽や写真を楽しんだり、写真に付いている位置情報を使って、カーナビの目的地設定をしたりできるそうです。スマホで撮った食事の写真から再びその店を訪れたり、相手が撮影した写真を使って迎えに行くなんて使い方もできるそうです。
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さて、富士通の新製品タブレットARROWS TabおよびパソコンFMVで印象的だったものを紹介していきます。
まずは、ARROWS Tab QH55/M。10.1型ワイド液晶の解像度は2560×1600。かなり精細で綺麗です。
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さらに本体内蔵の防滴スタイラスペンは1024階調の筆圧を検知して、かなり綺麗に書くことができます。ワコムの技術を使っているそうで期待大ですね。
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かなり薄いのに約15.5時間も使用できるとか。防水(IPX5/7/8)、防塵(IP5X)だけでなく、薬品(アルコール)対応のコーティングをしているので、除菌シートなどで綺麗にすることができるとか。
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microUSBとUSBに両対応しているのも良い感じ。
重さ約650 gなのも良いですね。
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別売りのスリムキーボードと接続すれば、ノートパソコンのように使うことが出来ます。
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底面をスライドさせて安定させるギミックになっていますが、まだ試作品であまりスムーズには動いていませんでした。
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もちろんノートパソコンのように閉じて持ち運ぶことも可能です。
Office Home and Business 2013も付属しています。
絵を描いたり手書きメモしたりにも使え、気軽に持ち運ぶことの出来るパソコン。精細な液晶で写真を鑑賞/編集したり、お風呂などで動画を見たり、キーボードで普通にOfficeを使ったり、ブログ更新したりなど、結構使い勝手が良さそうに思えました。
私は、ノートPCやAndroidタブレットなど持っていますが、プライベートでパソコンを使うのは、家で毎日テレビを見ながらブログ更新、写真・動画の取り込み、編集、アップロードなどにメインで使用して、単なるWeb参照は外出はスマホを使うことが多いです。こういう利用では現状のノートPCでもあまり不満は無いのですが、もう少し家の中どこでも(寝室や風呂でも)利用したい、外にも持ち運びたい。外出時にすぐに写真や動画を詳細に確認したり編集したいと思うことがたまにあります。Androidタブレットだとスマホとほとんど変わらないので、Windowsタブレットに期待しているのですが、なかなかこれと言った機種に出会えていません。スムーズに使えるペン付きでメモもとれたり、画像編集にも使えたり、非常に精細な画面で写真/動画の確認もでき、持ち持ち運びにも便利なARROWS Tab QH55/Mは結構こういう隙間シーンで使えて利用範囲を広げられる点が便利かも。
ただ心配なのがCPUがAtom Z3770 1.46GHzな点。以前AtomのWindowsタブレットを使ってみた時にあまり快適に使えなかったので。
富士通の方によると、この新しいAtomはかなりパフォーマンスが向上したので問題ないとか。うーん、使ってみたいな。
富士通 ARROWS Tab Wi-Fi
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次はARROWS Tab QH77/M。型番は似ていますが別物のタブレットです。
12.5型ワイド液晶搭載。フルHD(1920×1080)なのがQH55/Mより低いのが少し残念ですが、綺麗です。
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キーボードは付属しており、ノートパソコンスタイルで使うことも可能。
そして何と言ってもCore i5-4200U プロセッサーを搭載しているので、Ultrabookとしてパフォーマンスの問題なく使うことが出来ると思います。
単体で約980g、キーボード合わせると約1.67㎏とちょっと重いのが残念。
単体で約16時間、キーボード付きで約13時間バッテリーが持つそうです。
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やはりmicroUSB, USB両方対応しています。
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Core i5を積んでいるのでファンが付いているのですが、
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なんとファンも防水で、水に漬けて使っても大丈夫だとか。(水の中ではファンは回転しませんが、ある意味水冷なので大丈夫なよう)
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水の中でもちゃんと動いていました。(水中での仕様を推奨している訳ではないです)
解像度や重さよりもパフォーマンスという方は、QH77/Mですね。別売りのターボモード用拡張クレードルがあり、それを使うと冷却ファンを内蔵しているので、さらにパフォーマンスが向上するとか。
富士通 STYLISTIC QH
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こちらはUltrabookのLIFEBOOK UH90/M。3200×1800ドットのIGZOディスプレイを搭載。タッチも対応です。これも良さそうですね。
引き出し式の有線LANポート搭載、VGAポートも搭載しています。
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背面もすっきりです。Core i5-4200U搭載で、HDDは500GBのハイブリッドHDD。それでいて15.5mmの厚さ。約12.1時間バッテリーが持つそうです。
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超圧縮ソリッドコア構造で高い堅牢性。人がのっても大丈夫とアピールされていました。
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ちゃんと動いています。200kgfまで大丈夫とか。
本体の重さが約1.43kgというのがちょっと残念。もう少し軽ければな。HDDじゃなくてSSDだったらより良かったかも。
でも、この解像度で写真を見るとどんな風に見えるのか使ってみたいな。
富士通 FMV ESPRIMO UH
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SH90/Mは13.3インチワイドIGZO搭載で2560×1440の解像度。Core i5-4200U搭載。
なんと約21.1時間もバッテリーが持つというのがすごいところです。
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これも比較的すっきりとした底面。やはり超圧縮ソリッドコア構造を採用しているそうです。
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一番の特長はモバイル・マルチベイを搭載していること。DVDマルチドライブの他、ハードディスク、内蔵バッテリー、モバイルプロジェクターなどを搭載することが可能です。
内蔵バッテリーを搭載した場合、約28.1時間もバッテリーが持つとか。
ノートでも拡張性が欲しい、とにかく長くバッテリーが持って欲しいという方はこれですね。
富士通 FMV ESPRIMO SH
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AH77/Mは15.6型ワイド液晶搭載でデザインを強化したそう。360°どこから見ても美しいデザインにしているそう。
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タッチパネルにはドラゴントレイル採用で、強く傷がつきにくいそう。
富士通 FMV ESPRIMO AH
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オールインワンデスクトップのESPRIMO WH77/Mは21.5型ワイド液晶搭載で、Core i7-4702MQ搭載。
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独自開発のアジャストスライダーでスムーズに角度を切替可能。
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すぐにタッチ操作しやすい角度にすることができます。
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これがアジャストスライダーの部品
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あと、My Cloudのアプリでここまで出来るのかと思った機能。
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写真の一部を塗りつぶすと、
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魔法のように消えてなくなります。こんなPhotoshopに搭載されているような機能が何気に搭載されているみたいです。
とにかく大きなスクリーンで使いたい(持ち運ばずスペースもある)という方にはこれは良さげですね。解像度がフルHDまでなので、もう少しあればより良かったですね。
ネットワークテレビチューナーのオプションもあるそうです。
【640*100】ESPRIMO WH
あまりにも機種が多いので、じっくり体験することは出来ませんでしたが、CPUの進化でバッテリーの持ちがかなり良くなったり、とても高解像度で綺麗に表示できたりと、かなりパソコン/タブレットの完成度が高くなったと感じました。

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