進研ゼミ・チャレンジでおなじみのベネッセが教材販売の新しい形態として送り出した「BenePa (べネパ)」。コンビニ(ローソン)でプリペイドカードを買ってパソコン(Windows / Mac)でオンライン学習できるサービスになっています。教材の対象は幼児から高校3年生まで。
今回、ベネッセコーポレーションさんよりべネパ体験の機会を(もちろん子供向けに)いただきましたので、利用してみた感想など書きたいと思います。
BenePaはBenesse Passportの略で、コンビニでのプリペイドカード購入で、個人情報の登録なしで分からない・知りたいポイントのみを勉強できるサービス。
現在、小学生から高校生向けのニガテ集中攻略シリーズと幼児向けのこどもちゃれんじ知育シリーズがあります。ニガテ集中攻略シリーズは数学・算数と英語だけのようですね。いちばん躓きやすい教科だからかな。
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ローソンでは500円と1,000円(税込)のカードが、書籍またはプリペイドカード売り場で販売されています。しまじろうデザインのものもありますがどれでも交換できる教材は同じ。
1,000円のカードを購入しました。教材は1パック500円なので、2パック分購入できます。
プリペイドカードを購入したら、「ベネパ」で検索するか、http://benepa.jp/にアクセスして、会員登録とチケット交換をします。
会員登録ではID、パスワードの他、本人確認のための電話番号下4桁、合言葉などの設定のみで、氏名や住所などの個人情報は不要です。
プリペイドカードをはがすと銀色のコートをしてある部分が出てくるので、そこをコインなどで削って出てくるIDをサイトで登録することでチケットに交換されます。
このチケットで好きな教材パックを購入します。
うちの上の子は中学2年ですが、すでに中3の学習に入っているそうで中3の教材を購入してみました。
パックの中には複数の学習単位(ユニット)が含まれ、一つのユニットは診断、講義、演習、おかわり問題の流れになっています。
一般的なWBT(Web Based Training)の流れですね。
最初の診断はすでにどれくらい理解しているのかの診断です。
間違ったところ・分からないところを認識してから、講義で確認。
上の子は英検3級を受けているところなので、何となく知っているものの授業でちゃんと習っていないという現在完了を勉強しました。
テキストだけでなくWEBならではの音声や動画が使われているのも良いですね。
動画は非常にわかりやすい講義になっていました。
講義の後は演習で復習します。
こんな感じで進めていくのですが、感想としてはシンプルな構成で分かりやすいと思うものの、ちょっと淡々とし過ぎているかもしれません。進研ゼミの教材って子供をやる気にさせるノウハウが売りのイメージがありましたが、そのあたりはあまり感じられず、本人のモチベーションが高くないと進んでやらないかもしれません。もう少しポイント、ランキング、ゲーム要素などが入っている方が楽しく学習できて良いかなと思いました。
教材もちょっとニガテ克服にしては範囲が広いので、ピンポイントのユニット単位で100円くらいの方が良いかも。パソコンにしか対応しておらず、タブレットで使えないというのもイマイチかな。チャレンジ・タッチとか提供しているのにね。
気になる点も色々ありましたが、講義の映像はさすがにベネッセという感じでとても分かりやすいと思いましたし、苦手なところを手軽に勉強できる補助教材として良いですね。ダイレクトメールに頼らない新しい教材販売の仕組みとしても面白いと感じました。
ローソン店頭にあるBenePaパンフレット等で配布中の無料体験IDなどもありますので、お子様がいる人は体験してみてください。