昨日は花火大会の前にCANON iVIS HF21モノフェローズセミナに参加してきました。
セミナーでは、キヤノンのビデオカメラ開発に対する想いと新製品のiVIS HF21の特徴の紹介、さらに8/6の発売の前にモデル撮影による新製品の体験を行うことができました。(まだ発売前なのでその場での貸し出しは無かったですが、発売後に貸し出して頂けるそうです。)
CANONのiVIS HF10は去年お借りして、そのコンパクトさと画質に感動したりしました。なのでこの新製品にはとても興味があったのですが、まずは一番興味があったiVIS HF21(およびHF S11)の3大特徴である「光学式手ぶれ補正(ダイナミックモード)」、「ハイスピードAF」、「フェイスキャッチテクノロジー」について、モデルさんを撮影してみた映像を含めてレビューしたいと思います。
このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。
本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)本セミナーに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
(追記)注:報酬はありませんが、撮影した映像を持ち帰るために4GBのSDカードを頂いています。上記定型文中のTBセンターは本商品に関しては設置されていません
早速ですが体験撮影した映像をiMovie’09で編集したものを掲載します。
撮影したAVCHDの動画ファイルをそのままYouTubeにアップロードしたものも下に置いておきます。
(なぜか音声が途切れ途切れになったりスムーズに再生できなかったりするようですが、YouTubeかブラウザの問題で元ファイルは問題ありません・・)
光学式手ぶれ補正(ダイナミックモード)
ジャイロセンサーとベクトル補正(レンズシフト方式)で幅広い速さの手ぶれを補正することで、「歩きながら撮っても大丈夫」というレベルの広角端で約14倍の手ぶれ補正を実現しているそうです。
販促用のテスト映像では歩きながらの撮影なのに、ガラスに映る撮影者はあまりにもスムーズに移動しているので台車に乗っているのではないかと疑われたとか。
実際にHF21でモデルさんの横を歩きながら撮影した映像が下記になります。
まずはスタンダードの手ぶれ補正。なるべく手を揺らさないように撮影しましたが、やはり上下のぶれがきになります。
次にダイナミックモードの手ぶれ補正。ほとんど歩いていることが気にならないレベルで撮影できます。
もう少し派手に手が揺れても映像が乱れないのには驚きました。
小さな映像では違いが良く分からないかもしれませんが、手ぶれは大画面テレビに映し出すと余計に気になります。これらの映像を大画面テレビで見るとその違いが良く分かりました。
いままでビデオ撮影する時は3脚は面倒なので使わないことが多いですが、さすがに歩きながら撮影というのはほとんどしませんでした。手ぶれが気になるためですがこれなら本当に歩きながら撮影するなんてことも出来るかもしれませんね。貸し出し時に試してみたいと思います。
ハイスピードAF
コントラスト情報によるTVAFでは、コントラストの変化があった時にフォーカスを移動すべきなのか分からないため分からないくらい少しだけフォーカス移動しながら判断するといったことをしているそうです。
さらにハイビジョンになってフォーカスの移動が良く分かる(ボケが目立つ)ようになったため、さらにフォーカスの移動速度を高めるのが難しくなった。
距離を測ることの出来る位相差センサを組み合わせれば、一気にフォーカスを移動できるので、銀塩用外測位相差センサなどを使ってFV M1改造のプロトタイプを使いながら課題解決に取り組んでいたところ、やらざるを得ない状況になってしまい、本当に苦労して開発したとか。
位相差センサを小型化すると精度は出ないのですが、一気にフォーカスを移動しコントラストAFで細かい調整を行うというハイブリッド方式でハイスピードなAFを実現したそうです。
HF10の時もあった機能ですが、そんな開発背景があったんだと思いました。
小型化した外測センサはカメラレンズの左下に付いています。
ノーマルのTVAFでのフォーカス移動。これは3脚に固定されたHF S11で撮影しています(機能はHF21も同じ)。ある程度じんわりフォーカスが移動するのが分かります。
ハイスピードAFでのフォーカス移動。中心までの距離が変わったり、顔認識で顔を認識したら一気にフォーカスが移動します。かなりスピードが違うのが分かると思います。
フェイスキャッチテクノロジー
いわゆる顔認識ですが、顔が横を向いて顔だと認識できなくなっても継続的に顔を追いかけることができるそうです。顔を認識できなくなった途端認識している別の顔や中心の背景部分にフォーカスが移動してしまうという経験があるので、これでどれだけ顔を追尾できるのかは興味がありますね。
撮影しているときは顔認識の枠が出るので、認識しているのが良く分かるのですが、撮影した映像には当然枠がないので良く分からないかもしれませんが、横を向いたりしてもちゃんと顔を認識していました。
ただ、この撮影は背景が真っ白なので、他にフォーカスが合いようも無い感じがします。運動会や学芸会のように人が大勢いる中で子供を追えるのかが気になりますね。
お借りした時にはこのあたりも確かめてみたいと思います。(撮影した映像を公開できるか分かりませんが。)
ちょっと使ってみた感じでは、本体撮影ボタン等の操作は単純で分かりやすいのですが、液晶パネル側のボタンの意味やメニューの操作が少し分かりずらかったです。
まだまだプレゼンテーションの内容等ありましたが、長くなったので次回へ続きます。
ちなみにモデルさんは梶山 由紀さんと深井 雅美さんです。ありがとうございました。
キャノン ペーパークラフト
恋人や子供と一緒に歩きながら撮影可能できる
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