アイロボットファンプログラムで3ヶ月間モニターさせていただいたロボット掃除機「iRobot Roomba s9+」。クリーンベースで自動でゴミがゴミパックに収集されるので、ほぼ何もせずに働いてくれましたが、返却前にキレイにしようとメンテナンス。
するとなるべくメンテナンスフリーにするための工夫が満載であることに改めて驚きました。
自動でゴミ収集されるため、ほとんど取り出す必要がないダストボックスですが、蓋を開けて簡単に取り出せるようになっています。
取り出したあとには米粒などが少し残っていましたが、きれいなものです。
ダストボックスは底面を大きく開くことができます。多少ゴミが残っていましたが、3ヶ月メンテナンスしていないのを考えるとクリーンベースの吸引力の高さを感じますね。
フィルターは上面から取り外して、
ダストを除去したり、定期的に交換したりできます。
フィルター以外は水洗い可能。キレイにしなくても清掃能力に問題なさそうですが、気になる人は簡単にキレイにできるのが良いです。
デュアルアクションブラシは独特なゴムブラシの表面に毛やゴミがつかないのにしっかりゴミを吸い込めるようになっているのが良いですね。他の掃除機のブラシはブラシ部分に毛やゴミが巻き付いたりしますからね。
巻き付いた毛などは中にうまく収納される仕組みには驚きました。かなり奥が深くなっていて、驚くほど毛が巻き付いていました。
この仕組のおかげで長期間ブラシをメンテナンスしなくても毛が絡まって動作しにくくなるといったことがなく、何事もないように動くのですね。
ブラシを外して戻すときもわかりやすいように色や形が図示されてます。
コーナーブラシはさすがに毛が絡まっているように見えます。
プラスドライバーでコーナーブラシを外すと、
その下に毛が巻き付いています。こちらもデュアルアクションブラシと同じように巻き付いた毛がその下に収納されるようになっているようです。取り出すとかなり深く量が溜まっていて驚きました。
後輪も簡単に取り外してメンテできるようになっています。こちらは特に問題ありませんでしたが。
デュアルアクションブラシやコーナーブラシに巻き付いていた毛。こんなに巻き付いても問題なく動くようになっている設計に感心しました。メンテナンスを少しでも少なくしようとするアイロボット社の意気込みが感じられます。
ゴミパックのゴミもたくさん溜まってました。中身が気になって覗いてしまいましたが、普通に持ち上げれば蓋が閉まったまま捨てることができます。
名残惜しいですが…、ルンバS9+、3ヶ月間ありがとうございました。