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うちの子が一番好きなペットボトル緑茶である「綾鷹(あやたか)」。急須でいれたような緑茶の味わいを目指し、京都宇治の老舗茶舗「上林春松本店(かんばやししゅんしょうほんてん)」の協力で茶師の技を生かし開発されたそうです。
急須でおいしい緑茶を飲むための方法は? 茶師の技とは?


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Fans:Fansの紹介で3/17に綾鷹525mlペットボトル発売を記念して開催された日本コカ・コーラ株式会社主催の「綾鷹茶会」に参加して、上林春松本店の代表 上林秀敏氏自ら、それらについて教えて頂くという貴重な体験をさせていただきました。
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綾鷹というのは上林春松本店で販売されている茶葉のブランドでもあるのですね。サイトによると下記のような意味が込められているそう。

古くから力のあるもの、高貴な存在の象徴となっている「鷹」という語は、同時に、【高貴な茶葉】という意味でも使われていた歴史があり、その「鷹」と、貴重で上質な茶葉を【織り込んだ】という意味の「綾」という語の組み合わせは、プレミアムなお茶の味わいとこだわりを表現しています。

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急須でおいしい緑茶を飲むにはどうするのが良いのか?
まずは、普段の入れ方をしてみてくださいといわれ、急須にお茶の葉を入れ、熱湯を注ぎ、しばらくして注いでみましたが、味がうすくてまずい。。
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この器は湯冷まし。適温までお湯を冷ますのに使うそうです。
湯冷ましに7分目くらいまで熱湯を注いで、80度くらいまで冷まします。温度は好みで前後してもよいとか。
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お茶の葉は、大さじ2杯ほど急須に入れます。
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冷ましたお湯を注ぎます。
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急須は動かさず60秒ほどじっとさせておくことで、おいしい部分が抽出されるそう。まわしたりして強制的に抽出するといらない成分まで出てくるとか。
ふたの穴は注ぎ口の方に向けることで、注ぐときに香りが楽しめるとか。
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注ぐときは少しずつ注ぎ分けることで、濃さや量が均等になる。お茶の最後の一滴はうまみが凝縮されている芳醇の一滴と呼ばれるそうで、最後まで注ぎ切ることが重要。
このお茶を飲んでみましたが、最初の入れ方とは全く違う深みとうまみを感じることができました。
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ところで、老舗茶舗のお茶というのは、伝統の「味がかわらない」ことが価値で、その味を求めてリピーターが付いているので、仕入れた様々なお茶の葉をブレンドして、いつもの味にすることが求められるそう。その作業を「合組(ごうぐみ)」と言い、上林代表は毎年新茶が出てくる4/20ごろから5月末までは、毎日一日中、この合組の作業を行っているそう。
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合組をするためには、茶葉の個性を知るために、五感で感じます。それを「拝見(はいけん)」というそう。今回は拝見および合組も体験しました。
まず、手触りを確かめ、香りを確かめます。
おなじような茶葉でも、柔らかさや香りが違ったりします。
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そして熱湯を注ぎ(おいしく飲むためじゃなくて確認するためなので)、
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茶葉の開き具合、浮き沈みなどを見たり、
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そのときの香りを確かめたり(やけど注意)。
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さらに茶葉をあげて、
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その色を確かめたりします。
色はご覧の通りオレンジから黄色、緑色まで結構違いますね。
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そして最後に口にお茶を含んで舌の上を転がして、味を確かめます。転がすのは舌の部分によって感じる味覚が違うためだそう。
味覚は直前の飲食などの影響を受けやすいので、それ以外の事前の感覚である程度想像しておいて、予想通りの味かどうかを確認するのだとか。
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香り、色、味について言葉にするのはとても難しかったです。
そして、テーマ「春」にあったお茶をイメージして、それぞれの茶葉の割合を指示して合組を指示するということも行いました。
お茶の葉の柔らかさによって、味が出てくるタイミングも違うため、そういったことも考慮して配分すると良いとか。
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各グループの中で選ばれた一人の合組を上林代表自らその場で行ってもらい、その茶葉で入れたお茶と、上林代表が合組したお茶とを試飲することができました。
お茶の量をしっかり量って、
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混ぜ合わせます。
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うちのチームはいつもお世話になっているちわままさんが驚くべき早さで決めた割合に基づく合組。茶葉5種から2種しか使わないという男前な合組でした。
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最初に教えていただいたおいしいお茶の入れ方で頂きます。
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ちわままさんのお茶(右)は春の花を思わせる華やかで元気のある味、上林代表のお茶(左)は、春風を思わせるさわやかですっきりとした味でした。
そして、何と1ヶ月後に自分の指示した割合で上林代表に合組して頂いたお茶が届くとか。これは楽しみですね。
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綾鷹のペットボトル開発はこの合組の技術が生かされているそうで、様々な茶葉を組み合わせて試飲を重ね、ようやく上林代表からのOKが出たのだとか。
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急須で入れたような緑茶の味わいを出す決め手は「にごり」。品質管理上「にごり」のあるペットボトル飲料なんて作れないという常識を覆し、生産工程などを工夫することで実現したのだとか。
急須で入れたような緑茶なんてペットボトルで実現できるわけがないと思っていた上林代表もその熱意に共感し、結果的に想像を遥かに超える味が実現し、脅威すら感じたのだとか。
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ペットボトルは特徴的な形をしていますが、よく見ると下の方にお茶の葉のようなレリーフがあり、その周辺の緑の波は茶葉が舞っている様子を表しているのだそうです。
にごりが沈殿するので、飲むときは優しくペットボトルを振ってから飲むのが良いそう。
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お土産には綾鷹の履歴書なる巻物やカレンダーなどを頂きました。
ところで、綾鷹茶会は3/21からの東京ミッドタウンを皮切りに全国各地で開催されるそうです。興味がある方はぜひ参加してみてください。
上林秀敏氏、日本コカ・コーラ、AMN、参加ブロガーの皆様、ありがとうございました。

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