Sony EricssonじゃなくてSony自体が出すSony Tablet Sシリーズ/Pシリーズ(S1/S2改め)を銀座ソニービルで触ってきました。
Sシリーズはリビングにおくタブレット、Pシリーズは持ち運ぶタブレットとしてアピールされていました。
写真はPシリーズ。折りたたみできる2画面タッチパネルの採用しています。
みんなのGOLF2がプリインストールされており、PlayStation Storeで名作ゲームの配信もするそうです。
閉じるとコンパクトになります。重さも約372gで持ち運びには良さそうです。
ただし厚みは26mmとかなりあり、ちょっとぽっちゃりしてます。もう少し薄ければなぁ。
開いて横から見るとこんな感じ。底面は安定するように楕円に見えて台形ぽくなっています。
普段、上下の画面は1枚の画面として表示されますが、
ソフトによっては上下の画面でビューアとコントローラーとして分けていたりします。
ユーザが2画面別々に2つのアプリを動かしたりできるのかは分かりませんでした。
DLNAを使ってテレビでコンテンツを表示するなんてこともできるようですね。
写真と撮影ポイントを同時に表示するってのも面白いですね。
Pシリーズは3G+WiFiモデル(Andorid3.2搭載)のみで、10-11月に発売予定。(3GはNTTドコモ)
SシリーズはWiFiモデルがあり、WiFiモデル(Android3.1搭載)は32GBが52,800円、16GBが44,800円で9/17発売予定。3G+WiFiモデル(Android3.2搭載)は10-11月に発売予定。
スペックは既に出ている安価なAndroid3.xのタブレットとあまり変わらない気がしますので、かなり強気な価格設定ですね。
デザインはVAIO Pを思い起こさせる紙を丸く畳んだようなデザイン。
背面。ちょっと安っぽいかな・・。
電源やボリュームは側面のくぼみの中に隠れています。(探してしまいました)
(microでない)SDカードが刺さるようになっています。
(別売りの)クレードルで充電したり、フォトフレームのようにして使うこともできます、
webブラウズはもちろん快適。
みんなのGOLF2はSシリーズで動かすとこんな感じ。かなり拡大されるので粗く見えてしまいます。
赤外線リモコンソフトもプリインストールされています(Sシリーズのみ)。
別売りのBluetoothキーボードで文字入力も快適にできました。Android用の特殊キーも付いています。
ケース等のアクセサリー。Pシリーズは着せ替えパネルも用意されています。
とても良く出来ていて、感触は悪くありませんでした。
が、折角のAndroidなのにVAIOと同様に自社製ソフトで完結させようとしていて、Appleのように開発パートナーを活かそうとする観点があまり感じられなかったのが残念。
Sシリーズも含めてもっと圧倒的に欲しくなるハードウェアと価格設定を期待していたのですが。特にPシリーズは、2画面を活かしたソフトがソニー以外からも出てくるか(プラットフォームとして普及するか)が鍵ですね。