画像生成AI Stable Diffusion の進化は激しいですね。Novel AIを超えた?というAnything v3.0や Midjourney v4でファインチューニングされたOpenjourneyなどの学習済みモデルが公開されていますので、Stable Diffusion web UI (AUTOMATIC1111)の環境に入れて試してみました。
コンテンツ目次
Anything v3.0
学習済みモデルは下記からダウンロードできます。
https://huggingface.co/Linaqruf/anything-v3.0/tree/main
Anything-V3.0.ckpt, Anything-V3.0.vae.ptをダウンロードして、「models/stable diffusion」フォルダに入れて、Stable Diffusion web UIでAnything-V3.0を選択すると使えるようになります。
プロンプトに「girl, by Alfons Mucha, masterpiece, best quality」または「(キャラクター名), by Alfons Mucha, masterpiece, best quality」と入れて、あとはネガティブプロンプト「nsfw, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name」(Novel AI相当)を指定して生成したものをいくつか載せておきます。サイズは512×768に、CFG Scaleを4.5、Sampling Stepsを60程度にしています。
ちなみにAlfons Mucha(アルフォンス・ミュシャ(ムハ))は、アール・ヌーヴォーを代表するチェコのグラフィックデザイナーです。
プロンプトはほぼ何も書いていないのと同じなのに、破綻が少なくものすごくきれいですね。後半の指定したキャラ名も分かるかと思います。
Openjourney
学習済みモデルは下記からダウンロードできます。
https://huggingface.co/prompthero/openjourney/tree/main
mdjrny-v4.ckptをダウンロードして、同じく「models/stable diffusion」フォルダに入れて、Stable Diffusion web UIでmdjrny-v4を選択します。プロンプトにmdjrny-v4 styleを入れることで、Midjourney v4風の描画になります。
プロンプト等は上記Anything v3.0と同じ(mdjrny-v4 styleを追加)で生成したものを載せておきます。
こちらはキャラクター名は反映されませんでしたが、絵画的で美しいですね。
色々プロンプトを凝ることでさらに遊べそうです。