HDVビデオカメラ映像の取り込みにも DMR-BW800

モノフェローズとしてのレビュー第4弾その2です。みんぽすWillVii)よりPanasonicのブルーレイディスクレコーダDIGA DMR-BW800をお借りしたものです。今回は、ハイビジョンビデオカメラの取り込みについて試してみました。
ハイビジョンビデオカメラHDR-HC3で撮った子供のビデオが多くあるのですが、せっかくハイビジョンでとってもDVDにした時点で画質がかなり悪くなってしまい不満でした。
せっかくのハイビジョンレコーダだからハイビジョンビデオカメラの映像を取り込んでハイビジョンのままDVDやBDに残したくなります。
パナソニックのブルーレイレコーダは、SDカードでのAVCHDの取り込みは明記してありますが、i.LinkでのHDV取り込みは仕様上特に記載されておらず、DV入力/TS入力としか書かれていません。(ソニーのブルーレイレコーダはHDV1080i入力が明記されています。)

しかしDMR-BW800で試してみると、ちゃんとHDVで入力できるじゃないですか。店頭で仕様を見比べてこの点が気になっていただけに、なんでアピールしないんだろう?という感じです。
まず、操作一覧>その他の機能へ>初期設定>テレビ/機器の接続>i.LINK機器モード設定で「TSモード1」を選びます(DVモードでない点に注意)。そして、i.Linkケーブルでビデオカメラと接続すると、「i.LINK(TS)機器が接続されました。i.LINK(TS)機器へのダビングを行いますか?」と聞かれるので「キャンセル」を押します。
入力切替でi.LINK(TS)を選び、リモコンの蓋の中にある「録画モード」でモードを選び録画ボタンを押すと録画待機状態になります。あとは、ビデオカメラの再生ボタンを押せば録画がスタートします。もちろん実時間かかってしまいますが、ビデオテープが終わると自動的に一時停止状態になります。停止ボタンを押せば録画は完了です。



本体での編集は部分消去、分割、チャプター編集ができます。
1本のテープに複数の映像が入っている場合、映像の切れ目で自動分割する機能なんかあれば良かったのですが無いみたいなので、分割シーンを選んで分割します。リモコンで分割シーンを選ぶのは結構面倒ですね。
分割した映像は、「まとめ」番組としてひとまとめにして一覧に載っています。「まとめ」の解除も可能です。逆に映像の連結はなく、「まとめ」機能を使うしか無いみたいです。
不要シーンは部分消去で開始点、終了点を指定して削除できます。一度に複数シーンの削除も可能になっています。



BD/DVDへの書き出しは、ダビング操作で簡単にできます。PS3で再生できるようにBD-REに音声固定でAVCRECで出力してみました。(HXモードで容量ぎりぎりまで使ったので、6時間くらいかかりました)
PS3での再生も問題なし、
i.LINK(TS)への出力に対応しているので、D-VHSやハードディスクレコーダにもダビング可能です。
D-VHS互換のハードディスクレコーダに録画されている映像の取り込みも試してみましたが、こちらはコピーワンスの番組でしたので、本体へのコピーはできませんでした。試していませんが、ビデオカメラの映像なら可能かな。
(追記)RecPod M互換のTHD-16A1からのコピーワンスの番組移動はできました。やり方は別の記事で。
HDV形式のハイビジョンデジタルビデオカメラを持っていてDVDへの書き出しに不満を持っている人には、i.Link取り込み・BD/DVD(AVCREC)書き出しができるというのはDIGA BWシリーズの大きな付加価値だと思います。(残念ながらDMR-BR500にはi.Linkが省略されているようですのでご注意ください)

Panasonic DIGA 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー HDD500GB DMR-BW800


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