デジタル一眼レフとコンパクトデジカメの違いとは α300を体験


昨夜はAgile Media NetworkBLOGENTによる「デジタル一眼レフ入門」ブロガーミーティングに参加してきました。
参加者は30名ほど(競争率は2倍だったとか)で、2人あたり1台、本日発売のSONYのα300を使いながら、フォトグラファーの瀬川陣市氏の初心者向けのデジタル一眼の講座やソニーのマーケティング担当からのαの特徴の紹介がありました。
私はデジタル一眼レフを使ったことがなく、先日EX-F1をお借りしたときも、使い方が良く分からずほぼオートでしか撮影できませんでした。それでも写真の明るさやボケの具合が良く、またプリンターに印刷したときの美しさも違うので、デジイチに興味を持っていたところで、ちょうど良い機会でした。




瀬川氏の初心者向け講座で印象に残ったのは下記のことです。
・デジタル一眼を使うには、まずマニュアルで基本を習得すべき。車と同じでオートしか知らないのと、マニュアルを知った上でオートを使うのでは使いこなしが違う。
・露出をコントロールするには、絞りとシャッタースピードをコントロールする。

・Aモードは絞り優先モード。シャッタースピードは自動で決められる。
 対象にピントを合わせて背景のボケ具合を絞りを変化させてコントロールする(絞りが小さい方がボケる)。右はF5.6、左がF11で撮影。


・Sモードはシャッタースピード優先モード。絞りは自動で決められる。
 ボールを転がして、右は1/125、左は1/20で撮影(ボール部分だけ切り出し)。
絞りやシャッタースピードなど言葉は知っていてもそのコントロールなど知らなかったので、非常に参考になりました。


上記の操作をするためのボタンやダイヤルの操作も分かりました。



続いて、ソニーαのマーケティング担当北村氏より、αの特徴のプレゼンがありました。
・コンパクトデジカメとの大きな違いは、CCDの大きさの違いによる明るい映像撮影とオートフォーカスの仕組みの違い(位相差検知式AF)によるピント合わせの速さ。


・この素早いAFとライブビューの共存とボディ内蔵手ブレ補正機能がαの特徴。
ライブビューを使った高い位置や低い位置での撮影や手ぶれ補正機能ON/OFFでの効果の確認などもα300で行ってみました。コンパクトデジカメを使っていると液晶モニタで映像が確認できるのは当たり前ですが、デジイチでは構造上高価になるので、エントリーモデルにライブビューが付くのは最近のことらしいです。
使っていて少し気になったのは、先のボールの写真でAFを使ったとき、AFにすこし時間がかかってシャッターチャンスを逃してしまうことが多かったことでした。少しピントが合いにくい構図だったと思いますが・・。
またBLOGENTによるサービスの紹介もありました。入会キャンペーンも実施中とのことです。
その後は懇親会でした。
ソニーの北村氏にC社やN社に比べて劣っている点を聞いてみましたが、正直劣っているところは大きさとレンズ種類、ブランド力程度で、モノには自信がある。大きさも手ブレ補正機能を組み込んだり、大容量のバッテリを搭載したりしているからで、手のフィット感は良いと思うという回答でした。
瀬川氏はどの会社のデジイチもそれほど性能等は変わらない。自分で色々試してみてフィットするものを思うのを選ぶ方が後悔が少ないということをおっしゃっていました。
デジタル一眼レフを使いながらそのコントロールの仕方を学ぶことで、とってもデジタル一眼レフが欲しくなってしまいました。特にエントリーモデルはかなり安く買えますからね。ちょっと色々触ってみようと思います。
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saya: