北京オリンピック開幕から一週間。日本代表の活躍が伝えられていますね。
ところで印象的だったのが、チャン・イーモウ監督演出の開会式(もうかなり前の事に思えてしまいますが)
映画と違ってリアルタイムに進行しないといけない開会式で、あれだけの人と技術を纏め上げ、中国文化を中心としたひとつの作品を作り上げたのはすばらしいと思いました。
Flickrより開会式関連の写真をスライドショー


技術的な話は下記にて少し明らかにされています。

Gizmodo: 北京オリンピック開会式の基礎技術をチラッとのぞいてみました
・中国5000年の歴史と発明品を綴っていった絵巻物を表現したあの、中央にあったLEDスクリーンは、428フィート×幅72フィートそして、巻物の端から端までのスクリーンには4万4000という、とんでもない数のLEDビーズを使っていたそうです。
・1万8000人のパフォーマーの動きは全て識別コードを使って整理され、モニタリングシステムでしっかり管理されていたそうです。ちなみに、オリンピック史上初の試みだったとのことです。
・花火は北京30か所で同時に打ち上げられるように、デジタル点火制御システムが使用されました。Cai Guoqiangによると、花火界のマエストロが手がけたので、4万本すべて完璧に打ち上げられたそうです。
・絵巻物に使われた素材は、国の航空宇宙産業によって生産されたとのこと。同様に式の中で使用されている技術の核はすべて中国国内の企業によって作られたとのことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です