昨日は約1ヶ月前に開催された「Touch Diamondと考えるスマートフォンの未来」ブロガーミーティングに続く第2回会合でした。1回目はMicrosoftとHTCによるプレゼンとタッチアンドトライでしたが、今回はパネリストによるモニター体験のレポートと今後の注力すべき点を考えるグループワークが中心でした。
(写真はモニター中のNikon D90で撮影)
まずはパネラーによるモニターレポート。皆さん面白い観点でレビューされており参考になりました。
メモからいくつか
ネタフルさん
・Spb Mobile Shellを使うと片手で操作でき便利
・WMWiFiRouterで超小型モバイルホットスポットになる(252分保つ)
・KeyHoleTVでTVが見れる
・Skyfireでニコニコ動画も見れる
みたいもんさん
・時計の表示が遅く時間をすぐに確認できないことがある
・文字入力がストレス
・EvernoteのOCR機能なんてのもあるけど、そこまでするか
・スタイラスに磁石がついており、落ちない、なくさないのが良い
・カメラ 夜景、接写、色身はすばらしいがシャッター音大きい
・お天気が何気に便利
HINALOGさん
・Outlookにスケジュールを詳細に入れておくと同期で便利に使える
・先の予定を確認できるのが良いのでプチ秘書という感じ
・もっと先までスケジュールが確認できると良い
・力を入れないと反応しない
Heartlogicさん
・X05HTはSoftBankなのでWMWiFiRouterが使えない
・キーボードうちやすい
・スマートフォンはケータイ扱いしてもらえないサイトが多い
・使用イメージが見えない
・スマートフォンで何ができるのかよくわからない
その後、私を含めモニターした方からの意見や質問などの意見交換。
私はやはりレスポンスやインタフェース、バッテリの持ち等の苦言を呈してしまいました。。Windows Mobileはレジストリをいじったりソフトを入れてカスタマイズしたり、プロセスをまめに終了させたりすればある程度ましになるのはそのとおりなのですが、デフォルトで快適に使える状態を目指してほしいな。
グループワークは、今後HTCおよびMicrosoftはどこに注力すべきかというものでした。もう少しスマートフォンの未来について考えるのかと思っていましたが。
本当に意見が分かれていて、やはりスマートフォンの捉え方の多様性(あいまいさ?)を反映している感じがしました。
個人的にはPCや携帯のようになんでもありの複雑なものと違って、様々な専用アプライアンスに化けるがシンプルかつスマートなガジェットになってもらいたいなと思いました(現状iPhoneの方がかなりそれに近いですが)。
マイクロソフトはコンシューマ向けの組織を立ち上げ本気で取り組んでいるとのこと。
今回の意見を取り入れ製品を改善して行くと約束していました。
今回出た下記7つのうち3つはすぐに改善の予定があり、2つはすぐに取り組むとのこと。
・オンラインストレージ(自動バックアップ)
・入力方式の改善
・大きなボタン
・レスポンスの改善
・マルチパネル(プロセスが残って行く点)
・IMをはじめとしたコミュニケーション強化
・バッテリー管理の改善
両社の今後の改善および発展に期待したいです。
終了後、モニターの体験談をプロモーション用にビデオ撮影なんてのもありました。
Touch Diamond(スマートフォン)の市場はどこに?
第1回目に続き2008年12月11日に開催された、第2回「T…