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昨日はAMN主催のTouch Diamondと考えるスマートフォンの未来ブロガーミーティングに参加してきました。
前にE−mobileのTouch Diamondの発表会に参加させて頂きましたが、今回はMicrosoftとHTCによるイベントで、両社からのプレゼンとタッチ&トライでE-mobileとSoftbankのTouch DiamondおよびTouch Proを触ることができました。


Microsoft社のプレゼンはスマートフォンとWindows Mobileについて。Microsoftらしく、PCとモバイルの壁を取り払う汎用プラットフォームを提供するという野望熱意が感じられました。組織的にも壁をなくして取り組んでいるそうです。
象徴的なサービスとして、Windows Mobileのカメラで撮った写真をWindows Live SkyDriveに簡単にアップロードしてWireless Digital Photo FrameやVista Gadget、他のWindows Mobileで共有できるサービスPhoto Sharingを12月にも日本だけでリリースするとか。
今回のWindows Mobile 6.1は安定性、確実性などの要望レベルの高い日本の需要を取り入れるため、調布に開発チームを呼んで開発されたとか。
そう!F1100EM・ONEを使っていて、とても気になったのが安定性や動作の快適さ。突然リブートしたり、何をしているのか良く分からないタイミングで遅くなってクルクル回転するのが止まらなかったり、もっさりしたりというOSとしての基本がいまいちのような気がしました。これらがどのように改善されているのか気になります。動作のタイムラグがなく、例え動作が遅くてもインタフェース表現のうまさでごまかしているiPhone OSとは対照的です。
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iPhoneに似て非なるタッチ操作を採用し、Windows Mobileのインタフェースを改善したのが、HTCのTouch FLOです。これを搭載したTouch DiamondおよびTouch Proのプレゼンが続きました。
HTC社は1997年設立のスマートフォンやPDAの台湾の製造メーカーで2007年から自社ブランドでの製品(EMONSTER lite, HT1100)展開をしています。何と営業利益率25%とか。
今回のTouch Diamondは、日本のほとんどのキャリア(E-Mobile, Softbank, docomo, au)からそれぞれ多少カスタマイズされた形(SIMロックもあり)で発売され、しかも海外での発売とそれほど時間差がないという力の入れようです。なかなかすごいメーカーです。
手書き入力や細かな操作ができるように、爪や手袋があっても操作できるように、静電式でなく感圧式を採用しており、iPhone感覚で表面をなぞるだけだとうまく操作できないが、ちゃんと押し込むと思ったように操作できるという話も聞きました。確かに発表イベントではうまく操作できなかったのですが、これを聞いてうまく操作できるようになりました。
電話帳、メール、音楽、天気、写真などはReal to Lifeということで、現実にあるものの操作イメージを取り入れており動きが面白いです。これら以外のアプリケーションとのギャップがありますが、あくまでもWindows Mobileですからね・・。
ちょっと触ってみた感じは良さげでしたが、やはり安定性、操作ストレス、バッテリの持ちとか拡張性が気になりますね。
今回もモニターはあるそうですが、貸し出し台数がかなり少ないので当選確率は低そうです。
触っているときに撮影した写真をスライドショーで表示するようにしておきます。

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