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昨日はAMN主催のタグ・ホイヤー@銀座〜TAG Heuerと新しいコミュニケーションの形〜ブロガーミーティングに参加してきました。
タグ・ホイヤーって聞いたことはあるけど、どんなブランドか、どんな商品があるのかなど全く知らなかった私ですが(^ ^;)・・、店舗作りやブランドの浸透に込められた数々のこだわりや工夫、悩みなどを聴くことができとても興味深かったです。
ブロガーミーティングが開催されたのは閉店後のエスパス タグ・ホイヤー 銀座。4/10にオープンしたばかりのフラグシップショップです。この美しい空間にブロガーがひしめき合うというという周りから見ればちょっと異様な光景でした。


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TAG HeuerのTAGはTechniques d’Avant Gardeで革新的技術を表し、Heuerは創設者のホイヤー家で伝統を表している。この革新と伝統の融合を、ショップデザインにも取り入れ、それぞれの文字のまわりの2つの三角形で表したり、金属と茶色で表したりしているそうです。
タグ・ホイヤーは、クロノグラフ(懐中時計または腕時計でストップウオッチ機能を備え、時計機能と同一動力源によってストップウォッチ機能をも動作させるものをいう by Wikipedia)の創始者で、世界初の1/100秒や1/1000秒計測可能なストップウィッチを作ったり、世界初の自動巻クロノグラフを作ったり、リューズを発明したりした会社だそうです。この精度と新しい技術を取り入れる革新力、徹底的な試験による品質、そしていつまでも古くならないタイムレスデザインが特徴で、ロレックス、カルティエ、オメガに次いで4番目のスイス高級ウオッチブランド。スピードの限界に挑戦するモータースポーツと最も親密な関係を持つブランドとか。

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製品のディスプレイにも背景の写真、アクリル板に下から照明で浮かびあがらせている線などそれぞれ意味があるそうです。

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タグ・ホイヤーの赤と緑のエンブレムの五角形も入り口のドアや商品ディスプレイのLEDライトにデザインとして取り入れられていたりとまるで隠れミッ○ー状態です。
コストのかかるLEDを使っているのは、金属をより金属らしく見せるためと発熱を防ぐためとのこと。宝飾店で良くあるディスプレイ内部の水は発熱の対策だとか。

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入った時の印象が重要なので、入り口付近のエリアにほとんどの商品を展示してあるそうです。

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地下のフロアには、ライフスタイルアクセサリーやアイウェアが置かれています。時計だけでなくモータースポーツ関連のグッズやかなり高価な自動巻収納ケース、なぜかカード型ストレージなどがありました。

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直営店初の検眼装置があったりします。アイウェアはかなり軽く柔軟でスタイリッシュなのですが、なんとほとんど度付きにすることができるとか。

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来店者にブランド価値を感じてもらえるように店舗作りにも非常にこだわっているタグ・ホイヤーですが、高級ウォッチとして圧倒的に強いブランドの存在やそもそも腕時計をしない人が増えている、時間の正確さや一秒を争うというのが今の風潮に合わない、モータースポーツもかつてほど盛り上がらないという状況の中、どのようにブランドを拡げて行くか悩まれているようです。その一つのチャレンジがソーシャルコミュニケーションへの取り組みで、こういうブロガーイベントもタグホイヤーとして世界初の試みとか。
確かに、腕時計で時刻を正確に知るには私が使っている電波時計でも、携帯電話でも問題のないレベルですし、クロノグラフをデザインでなくストップウオッチとして使う人も少ないと思うので、あまり精度や品質をアピールしても響かないような気がします。デザインやラグジュアリー性も他のブランドの強さを考えると難しいかも。高い目標を持って高い集中力で自分の限界に挑むような人を広告のモデルとして選んでいるそうですが、こういういつまでも高みを目指し続ける、永遠の向上のシンボルとしての腕時計をプレゼントやおまもり的に持つような感じならありえないかな。そこに込める想いをストーリーとしてソーシャル的に集めることでブランドの認知に繋がらないかなと思いました。

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懇親会ではシャンパンとおつまみを頂きながら、社員の方の熱い想いを聴かせて頂くことができました。また、お土産としてネームタグに使ったストラップやキャップ等を頂きました。
AMN、タグ・ホイヤー、ブロガーの方々、ありがとうございました。

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