昨日に続きCELL REGZA SLIM 46XE2について書きたいと思います。今回は3D機能について。
東芝と言っても46XE2はグラスレスじゃなく、他社と同じくアクティブシャッター方式の3Dグラスをかける必要があります。(今度出るZP2シリーズは偏光フィルター方式)
東芝の3DグラスFPT-AG01は61gと比較的軽く、固定バンドも付いているので長い間付けていても気になりません。メガネをかけていても上から装着できます。
ただ結構くらい感じがするのと、まわりからの光が結構気になったり、特に3Dグラスで光が反射するのが気になります。フリッカーも多少あり。室内を暗くして視聴すると気にならないですが。このあたりはやはりソニーの方が考えられていますね。コイン型リチウム電池なのも気になります。
5月下旬にはFPT-AG02が発売されるそうで、35g、USB充電可能で明るくなっているとか。
リモコンの上部に「3D」ボタンが付いていて、これで3Dや2D-3D変換、2Dを選ぶことができます。
やはり最初はBlu-ray 3Dの視聴を。と思ったのですが、まだBlu-ray 3Dのタイトルって少ないのですね。AVATARをPanasonicが、アリスインワンダーランドをSONYが3D製品の購入特典用に独占しているなんて・・(3Dの普及にマイナスじゃない?)。仕方ないので友人からVIERA製品の購入特典のBDをお借りしましたw
アバターやディズニーの3DショーケースなどをPS3を使って視聴してみましたが、さすがに綺麗に3D視聴できますね。クロストークなどはあまり感じられず、アバターなどは映画館で視聴したとき同様、どっぷりとはまり込んでしまいました。飛び出し過ぎのようなところは3Dと認識できないためか、複数の像に見えたりしましたが。
3D放送もBSデジタルで少しですがやっています。BS11の3D紀行、BS朝日のPanasonic 3D Studio、BSフジの3D★3D(サンデー・サンデー)などを視聴しました。
画面を左右半分ずつにして左右の映像を同時に流すサイドバイサイド方式で放送されているのですが、横の解像度が半分になってしまうため、以前他社の3Dテレビで観たときはBlu-ray 3Dに比べて解像感が不足する感じがしましたが、XE2で視聴したところ、かなりくっきりしている感じがしました。得意の超解像の威力かもしれません。
少しゴーストが見えるのが気になりましたが、クロストーク?
そう言えばサイドバイサイドの動画って、YouTubeにいっぱい登録されてるのでは?と思い、XE2のYouTube機能でアクセスしてみました。
ちょっと話はそれますが、インターネット機能や設定などで、USBキーボードやUSBマウスが使えるというのは東芝らしいですね。リモコンでの入力は苦行に近いので、これはかなり良いです。yt3dで検索。
残念ながらインターネット機能使用中は、3D表示できないらしい・・。フルスクリーン表示はできるのに、これは残念。
でも、IO DATA RockTubeを使えばこんな問題も解決。いくつかYouTubeの3D動画を視聴してみましたが、なかなか楽しめます。(写真は攻殻機動隊の3D映画のプロモーション映像)
RockTubeのYouTubeやネットコンテンツ視聴機能はかなり快適なので、これを見習って欲しい。
RockTubeなんか無くても、パソコンをHDMI接続できれば同じようなことができます。
MacBook AirをTSdrena Mini Display Port → HDMI・DVI・Display Port マルチ変換アダプタ経由でHDMI接続すると、1080pのモニタとして使えるだけでなく、音声もHDMI経由でAVアンプから出力することができました。とっても便利です。
YouTube leanbackや
ニコニコ生放送なんかも大画面で視聴可能w
もっと3Dを楽しみたいという人には2D-3D変換という最終兵器があります。もともと2Dの情報しか無いのを無理矢理3D化するということなので、他社は変換ミスを承知で色情報やボケ具合から3D化する機能搭載していたり、体験を重視してそもそも搭載しなかったりしています。
しかし、XE2ではCELLの処理能力を活かして、人の顔を認識して立体化したり、動きの量を見て奥行きを測ったり、視差で見えない部分を補完したりと、かなり凝った2D-3D変換を行っているようです。(そのため予約録画中は2D-3D変換できないのが残念ですが)
そのため、2D-3D変換のミスがほとんど感じられず、人などはかなり自然に立体的に見えるようになっています。人の形が3Dモデルのようにしっかり立体化されるのとか、アニメも立体的に見えるのには驚きました。
もちろん予め3Dで作成されたコンテンツに比べると奥行き感はかなり違いますが、スポーツやドラマ、バラエティなどあらゆる放送番組を3D化できるというのはかなり面白い体験です。
3Dテレビと言っても3Dなんて観る機会少ないだろうし・・と思っていたのですが、これは予想外に楽しめそうです。
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