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米国で開催されていたGoogle I/O 2012Nexus 7, Nexus Q, Android 4.1などが発表されましたね。3日連続で深夜まで飲んでいたので今頃チェックしています。



Google I/Oの基調講演ではProject Glassをかけてスカイダイビングで会場上空を飛行したり、自転車や壁下りで会場までリレーしたりして、リアルタイムに見ている映像を共有するというデモを行ったみたいですね。

スカイダイビングデモの映像
GlassはGoogle I/O 2012に参加した米国在住の開発者に限り、1500ドルで予約を受け付けたそう。2013年早期に出荷予定。
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Nexus 7は7インチディスプレイのタブレット端末でASUS製。7月半ばより出荷予定(ただし今のところ米国、英国、カナダ、豪州)で価格は8GB版が199ドル、16GB版は249ドル。
NVIDIAのクアッドコアCPU Tegra 3を搭載。解像度は1280×800ピクセル。サイズは198.5×120×10.45mmで重量は340グラムと軽量。1.2Mピクセルのインカメラ、NFC、Bluetooth、Wi-Fi搭載。バッテリー駆動時間は約8時間。Android 4.1搭載で標準WebブラウザはGoogleのChromeを採用する。
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最新機能をアピールするというより、低価格に抑えたAmazonのKindle Fireを強く意識したようなデバイスですね。

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Nexus Qはスマーフォンやタブレットと連携し、ネット上の音楽や動画コンテンツをスピーカーやテレビで再生できるデバイス。直径11.6cmの球体で、重さは923g。
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Ethernet、Micro HDMI、光オーディオ端子、バナナプラグスピーカー端子を備えており、Wi-Fi、Bluetooth、NFCも搭載。CPUはデュアルコアのTexas Instruments OMAP4460。Android 4.0を搭載。
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スイッチはないが球体の上部を回すと音量を調整でき、上部にあるLEDライトを押すとミュートするそう。一緒の部屋にいる人で音楽や映像を簡単に共有/コントロールできるみたい。価格は299ドルで7月中旬出荷予定。
こちらはApple TVを意識してそうですが、デザインに凝っており価格もかなり高め。Google TVとの関係性が気になりますが、Google TVはTV内蔵としてはライフサイクルの違いで難しいためSTB中心になりそうなことからすると将来的には融合して新しいGoogle TVになるのかも。

Galaxy Nexus, Nexus 7, Nexus Qと自社ブランドNexusでスマートフォン、タブレット、テレビ/オーディオ端末を揃えたことでより多彩なアプリやコンテンツの充実を期待したいですね。

Android 4.1(Jelly Bean)はスムーズな動作に注力しており、60fpsで描画するための制御やトリプルバッファリングなどを行っているそうです。
Google Nowという新機能もあり、そのときに必要と思われる情報を提示するとか。例えば、朝にはその日の天気予報を、通勤時には交通情報を、好きなスポーツチームの試合中にはゲームのスコアを、カード形式で情報を表示するらしいです。音楽検索もより自然な言葉で可能になったし回答も音声で得られる。
その他、通知エリアやウィジェット配置などを改良。NFCを使ったデータ送受信のAndroid BeamはBluetoothと組み合わせて写真や動画の送受信も可能になった。日本語の文字表示が中国語フォントと共用されず正しい日本語フォントを使うようになった。などなど多数の細かい改善があるそう。
7月半ばよりGalaxy Nexus、Motorola Xoom、Nexus SなどにOTAアップデートを順次行う予定。
FlashはAndroid 4.1には対応しないらしい。

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