CANON GRAND PRESENTATION 2014およびモノフェローズイベントでEOS 7D Mark IIと一緒に体験&お話を聞くことができたのが、10/3発売予定のPowerShot G7 XとPowerShot SX60 HS。
PowerShot G7 Xは、PowerShot Gシリーズ&Sシリーズを統合したプレミアムコンパクト機New Gシリーズ第一弾。1型センサー搭載で35mm換算24-100mm(F1.8-F2.8)の焦点距離をカバーしつつものすごくコンパクトに仕上げられています。
PowerShot SX60 HSは、光学65倍、35mm換算21mm-1365mm(F3.4-F6.5)をカバーするレンズ一体型カメラです。
写真はPowerShot G7 Xの望遠端で撮影したPowerShot G7 Xを触って見ているHAMACHI!さんです。イベントには参加できなかったそうですが、イベント後少しだけ合流されました。G7Xコンパクトさが分かるかと思います(多少誇張されている気もしますがw)。
PowerShot G7Xの見た目/大きさは、Sシリーズに近い印象ですね。
2段ダイヤルなどはGシリーズを旨く継承しています。このダイヤルは勝手に回ったりしない感じかつ高級感があり良い感じ。
ローレット加工や赤のラインが良いですね。
他もこだわりのあるデザインになっています。
液晶はチルトし、上向けに180度回転させれば、自撮りができるようになっています。下向けには動かせません。
フラッシュも収納されています。
Wi-Fiでスマートフォンと連携して、デジカメ内の写真を一覧表示したり転送したり、スマートフォンからコントロールしたりすることができるようになっています。
マクロ撮影も可能で、広角端で5cmまで寄ることができます。
今までのGシリーズ、Sシリーズは1/1.7型のセンサーを使っていましたが、G7Xは面積が約2.7倍の1.0型のセンサーを搭載。(G1X MarkIIは1.5型センサーですが)
受光面積が増えることで、高感度に強くなり、背景ボケも表現しやすくなります。ダイナミックレンジを拡大したり、SN比を向上してノイズを減少させたりという効果もあります。
センサーサイズの大きいコンデジはレンズが大きくなってしまうため、なかなかズームの焦点距離を広げるのが難しいですが、このG7Xは24-100mmとちょうど欲しいあたりをカバーしています。(ちなみに同じ1インチセンサーの高級コンパクト機SONY RX100,RX100M2が28-100mmF1.8-4.9, RX100M3が24-70mmF1.8-2.8)
EFレンズで培ったスーパースペクトラコーティング技術を導入した多層コートで、レンズの透過性を良くし、センサーに届く光量を多く、反射によるフレアやゴーストを低減しているそう。
また、フォーカスの為に動かすレンズを内側に配置して、小型化やAFの高速化、マクロ撮影性能の向上に貢献。
その他、6.5コマ/秒の高速連写や4.4コマ/秒のフル画素AF連写ができたり、Wi-Fi対応、高速なAFなど基本性能も充実。
星空の軌跡を撮影しやすい星空モードなんてシーンモードもあるそうです。
プレミアムコンパクト機を買う層は40代以上の男性が多く、購入理由の多くが旅行だそう。
そのため、購入宣言キャンペーンや抽選キャンペーンでも旅行関連グッズを用意。グレートジャーニーキャンペーンというらしいです。
PowerShot SX60 HSは、持った印象ではかなり軽く感じました。
こちらは横に開くタイプのバリアングル液晶になっています。アイセンサーが無いようで、EVFと液晶はで自動的には切り替わらず、ボタンで切り替えというのがちょっと不便。液晶を裏返してもEVFに切り替わりますが。
望遠端は35mm換算1365mm。これだけレンズが繰り出します。
広角端は換算21mmとっても広く写ります。
そして望遠端。2F右の方(上の写真では分からないですね..)に鳥がとまっていたのですが、これだけ大きく撮影することができます。
これだけ望遠だと手ぶれでなかなか画角を合わせるのが難しいのですが、そういうときは側面にある手ぶれ補正ボタンを押している間かなり強く手振れ補正が働いて合わせやすくなります。
また望遠で被写体をロストするとなかなか捉え直すのが難しいのですが、もう一つのボタンを押すと、押しているだけズームアウトして、被写体を見つけやすくなります。
光学65倍のズームというのは他社の高倍率ズーム機と比較しても最高倍率とか。さらにデジタルズームで4倍になるそう。
高倍率ズームで良く撮られているのは野鳥や天体、風景などだそう。
月なんかはこんな感じ。土星の輪も写るとか。
10kmは慣れた位置からスカイツリーの展望台を人が確認できるくらいに撮影できるという事例も紹介されていました。
今回、なんと発売前のPowerShot G7Xをそのままお借りすることができました。
ということで、いくつかG7Xで撮影した写真を掲載しておきます。
何も考えず、オートで撮影したJPGファイルそのままですが、きれいに撮れてますね。
EOS 7D Mark IIがお借りできるようになるまで、G7Xをお借りできるそうですので、色々撮影してみたいと思います。
キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン、WillVii、参加モノフェローズの皆様、ありがとうございました。
キヤノン:グレートジャーニーキャンペーン
キヤノン:Canon x WOWOW 映画を巡る旅
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