DTCP-IP対応DLNAプレーヤーアプリ「StationTV Link」のMac版が先日発売になりました。ZIGSOWのプレミアムレビューに当選しレビュー用にライセンスを頂きましたので、早速試してみました。
今までスマホ、タブレット、Windowsなどはレコーダーの番組を様々なアプリで視聴することができたのに、ブログ書きなどにメインで使っているMacBook Proでは番組の視聴が出来なかったので、まさにほしいと思っていたDTCP-IP対応メディアプレーヤーアプリ。使用したMacはメインで使っているMacBook Pro Retina 13インチ Late 2013で、パナソニックの全録レコーダー「DMR-BXT970」および「nasne」に録りためた番組を視聴してみました。
StationTV Linkは下記URLから体験版がダウンロード可能です。体験版での再生は5分間の制限があるそう。
http://www.pixela.co.jp/products/tv_capture/stationtv_link/support.html#download-mac
メディアサーバは家庭内LANに繋がっているものを自動的に検出してくれます。不要なサーバはチェックを外すことで対象外にすることが可能。
全録レコーダー「DMR-BXT970」はStationTV Linkの動作確認済みのリストには載っていませんでしたが、ちゃんと連携できました。
DMR-BXT970は全録なので、自動的に登録した全ての番組を録画しているため録画リストが膨大に。nasneの録画番組と合わせて4000番組以上。アプリを立ち上げてからリストが表示されるまで、結構待たされます。nasneとBXT970の両方のリストが出てこない時もありました。
アプリ立ち上げる度にリスト取得で待たされるので、キャッシュなどでアプリ立ち上げですぐに出てくるようにしてくれれば嬉しいなと感じました。多分、録画番組数が少なければそれほど待たされないとは思いますが。
放送中の番組も視聴できますが、nasneは番組名が出ましたが、BXT970の方はチャンネル名しか出ません。
観たい番組が選びやすくなったりザッピングがしやすくなったらより良いと思います。せっかくネットに繋がっているので、ネットの盛り上がりなどと連携して表示したりなどがあるとさらに嬉しいな。
番組の視聴では、音だけ出て映像が停止したり、音飛びしたりということがあります。特に視聴を開始した時や、スライダーを動かして視聴位置を変更した時に。画質も少しシャープさに欠ける感じがします。(Retinaで高精細化しているからかも知れませんが。)
スペック的にはスマホやタブレットよりも格段にパフォーマンスの良いMacを使って、この不安定さはちょっといただけませんね(Ver.1.0.5で試しました)。もう少しサクサク安定して動くようになってほしいな。
問題はCPUパワーのようで、ネットワークは余裕がありそうでした。再生を開始すると、CPU使用率がかなり上がり、ファンが盛大に回り始めます。(全画面表示時)
再生を終了したらCPU使用率がかなり下がりますが、それでもアプリを立ち上げているだけでファンの音が煩いくらいなのが気になります。
ちなみにウィンドウの大きさもパフォーマンスに関係するようで、小さく表示すればこれほどCPUパワーを必要としないようです。
番組を切り替えるのにリスト表示の他にこのようなインターフェースで選ぶことも可能。
一覧リスト形式で番組を選択するのは、このように番組数が多い時にはとても便利。ジャンル分けもされているので、ジャンルから選んだり検索したりして観たい番組を選ぶことが可能。番組の情報を確認することも出来ます。
一度取得したリストはサクサク操作できるのが良いですね。タブレットなどではリストを見るだけでも大変だったりするので。
TVや録画番組を表示しながら、SNSを見たり、ブログを書いたりなんてことも可能なのは良いですね。今後の性能改善も期待しつつ、Macでレコーダーやnasneの番組を視聴したい人には必須のアプリケーションだと感じました。
Zigsow: MacでBDレコーダやnasneに録画した番組の視聴が可能に