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HUAWEI BLA-L29,27 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/1.6,ISO250,0 EV,[original]

11/28発表で12/1発売予定のHUAWEI Mate10 Pro。AIに最適なNPU(Neural-network Processing Unit)を世界で初めて搭載した最新スマートフォンですが、HUAWEIのタッチ&トライイベントで発売前に触れる機会を頂きました。まずは気になるカメラ機能について書きたいと思います。

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HUAWEI Mate10 Proには、LEICAと共同開発したf/1.6のダブルレンズを搭載。1200万画素のRGBと2000万画素のモノクロセンサーを搭載しています。明るいレンズとモノクロセンサーで、暗いシーンにも強いのが特長ですね。
また光学式手ぶれ補正に対応しています。
ダブルレンズを横でなく縦に配置したのは、シンメトリーなデザインのためで、特に

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さらに画像処理プロセッサー(ISP)もデュアル搭載。高速レスポンス、高速フォーカスを実現しているそう。

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そして、一番の特長がKirin970というチップセットの搭載。

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8コアのCPU,12コアのGPUに加え、NPU(Neural-network Processing Unit)を搭載しています。

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このNPUを使うと、CPUを使うのに比べてAIの処理がパフォーマンスで25倍、電力効率で50倍になるそう。

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Mate10 Proのカメラ機能ではDeep Learningで1億枚以上の画像を学習させたエンジンを搭載して、被写体を認識するのに使っています。

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具体的には、よくある被写体の13シーンをリアルタイムで認識して、最適な設定、現像で写真を撮影する機能となっています。
これだけ聞くと、人やフード、花、風景など自動シーン認識で撮影する機能があったように思いますが、今までのは主に画像解析ロジックで判断していたのに対し、こちらはDeep Learningを使っているので、より正しい認識ができるようになっているみたいですね。

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手持ちのGalaxy Note8と比べるとサイズは一回り小さい感じ。

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Mate10 Proのカメラを花に向けるとちゃんと左下に花のアイコンが出てきます。認識はリアルタイムで行われていて花が映るとすぐに反応します。

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HUAWEI BLA-L29,54 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/1.6,ISO160,0 EV,[original]

撮影してみた写真がこれ。とても鮮やかに写っていますね。

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samsung SC-01K,26 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/1.7,ISO200,0 EV,[original]

こちらはGalaxy Note8で同じ花を撮影してみた写真。かなり色合いが違いますね。

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窓から外の夜景を映してみると、夜景を表す月のアイコンが出てきます。
そして目で見るより明らかに明るい夜景が映し出されます。

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HUAWEI BLA-L29,27 mm(35mmF), 0.25 sec (1/4),f/1.6,ISO1250,0 EV,[original]

こちらが撮影した写真。ノイズが少なく綺麗に写っていますね。

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samsung SC-01K,26 mm(35mmF), 0.143 sec (1/7),f/1.7,ISO1250,0 EV,[original]

Galaxy Note8だと空などにノイズがのってますね。

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用意されたお弁当を映すとフードのアイコン。

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HUAWEI BLA-L29,27 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/1.6,ISO250,0 EV,[original]

とっても美味しそうに写りますね。

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HUAWEI BLA-L29,27 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/1.2,ISO250,0 EV,[original]

さらにワイドアパチャー機能を使うと、f/1.2とか

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HUAWEI BLA-L29,27 mm(35mmF), 0.03 sec (1/33),f/16.0,ISO200,0 EV,[original]

f/16とかに設定する事もできますね。この被写体だと分かりにくいですが。

ちなみにこのお弁当は叙々苑の焼肉弁当。いい肉の日だからかな。
撮影後は美味しくいただきました。

少ししか撮影体験できませんでしたが、このカメラ機能は面白そうですね。色々撮影してみたいな。
あと、今回のAIの活用は被写体の13パターンを認識するだけでしたが、もっと言えば被写体と最適な設定・現像の関係を学習させることもできるのじゃないかな?13パターンに限らず、あらゆるシーンを自動で最適に仕上げるカメラなんてのも実現して欲しい。

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AIの活用は被写体認識だけにとどまらず、オープンなプラットフォームでアプリで活用できるそうです。
TensorflowやCaffeが使えるなんて面白そう。

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実際、Microsoftの翻訳アプリもこのAIプラットフォームに最適化することで、300%高速化しているそう。

PB290702
画像で認識した50以上の言語をオンラインやオフラインで、翻訳することができます。

一番特徴的なカメラやAI機能について取り急ぎ書きましたが、その他については別記事で。

1件のコメント

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